夏から秋への変わり目は調子を崩しやすい季節。体だけではなく、心の不調に陥る人も。そんな時期の自分なりの乗り切り方を漫画家の一秒(@ichibyo3)さんが投稿して話題になっています。

虚無が来る

全てが空しく、気分が激しく落ち込む「虚無」。どうやって回避すればいいのでしょう

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大きな反響があった漫画「虚無が来る!!!!」

 秋が深まるにつれ急激に気温が変化し、日没も早まります。変化についていけずに体調を崩すばかりでなく、一秒さんは心の中に「がんばってもムダ」「みんな一人ぼっち」といった虚しさが広がっていくといいます。一秒さんはそんな状態を「虚無」と呼んでいます。

虚無が来る

虚無は毎年恒例のようです

 毎年くる「虚無」に対し、一秒さんなりの対策があります。入浴時に湯船にゆっくりつかり体を温め、おいしいご飯を食べて、人と他愛のない会話を楽しむ。一秒さんはそうやって1日1日を乗り切っているのでした。

虚無が来る

心と体をいたわって、先のことは考え過ぎず、1日1日を過ごす

 即効性のある方法や、根本的な治し方というわけではありませんが、日々自分の心と体をケアすることで、深刻な落ち込みを避けながらその日をしのいでいくやり方には多くの反響が。

 秋に虚無を感じる人からは「なんかわかるなー」「好きな季節なんだけど、(中略)こんな感じになる」など共感の声や、「確かに寝るしかない」「漫画と美味しいものでやり過ごします」といった自分なりの乗り切り方が寄せられています。

 一秒さんはTwitterInstagramnote、Webサイト「一秒通信」に漫画を投稿。リモートワーク中のあるあるを描いた漫画「在宅勤務子ちゃん」が、『在宅勤務子ちゃん わたしたちのリモートワーク日記』として書籍化されています(関連記事)。Webで連載中の、めんどくさがりで臆病なうさぎの成長物語「全てがめんどくさいウサギ」も電子書籍化され、10月25日発売予定です。

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作品提供:一秒(@ichibyo3)さん

(谷町邦子 FacebookTwitter