ねとらぼ
2021/10/26 12:30(公開)

W12エンジン659馬力の鬼パワー 高級車ベントレーが廃墟をお構いなしドリフトで爆走する動画が爽快たまらん

ちなみに、お値段3390万円からです。

 ベントレーといえば、ロールス・ロイスと並ぶ歴史ある高級車ブランド。運転手付き、正装して優雅に乗る印象……いえ、新型「コンチネンタルGTスピード」はかなり違うようです。ベントレー モーターズがコンチネンタルGTスピードの爆走プロモーション動画をYouTubeで公開し、その走行性能と迫力を「どうだ!」と見せつけました。

ベントレー コンチネンタル ドリフト
空軍基地跡地の廃墟を豪快ドリフトをかましながら駆け抜けるコンチネンタルGTスピード(YouTube/Bentley Motorsより、以下同)
Bentley Continental GT Speed – Continental Drift (YouTube/Bentley Motors)

 コンチネンタルGTスピードは同社が「ベントレー史上最高の運動性能を持つロードカー」とうたう、6リッターW12ツインターボエンジン搭載のモンスター。最大出力659馬力、最大トルク900Nmの鬼パワーを発生し、最高速度は時速335キロ、静止ー時速100キロまで3.6秒で到達する、高級車・グランドツアラーとしての資質とスーパースポーツカー並みの走行性能を両立するドライバーズカーです。

 そんなコンチネンタルGTスピードが激走したのは、イタリア・シチリア島、かつて北大西洋条約機構(NATO)軍のコミソ空軍基地だった廃墟です。1936年に建設されたコミソ飛行場は、冷戦期の1980年代に核ミサイルの基地として改修され、南ヨーロッパ最大のNATO空軍基地として運用されていましたが1991年に廃止。自然にかえりつつありました。

ベントレー コンチネンタル ドリフト
かつて空軍基地だった廃墟を……
ベントレー コンチネンタル ドリフト
ガンガン激走するコンチネンタルGTスピード

 自然にかえりつつあった基地跡の廃墟、冒頭と最後に登場する1952年製の名車「Rタイプ・コンチネンタル」、高級革靴とレーシングシューズ、優雅に午後ティーする紳士、のんびり走るフィアット、そんな静の世界をドリフトかましながら激走する動の対比がたまりません。

 ……ベントレーの印象が大きく変わった人も多いかもしれませんね。参考までに価格は3390万円からです。

ベントレー コンチネンタル ドリフト
コンチネンタルGTスピード(左)と「Rタイプ・コンチネンタル」

大泉勝彦



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