テレビアニメ「電脳コイル」を手掛けた磯光雄さんが原作と脚本、監督を担当するオリジナルアニメ「地球外少年少女」が2022年に公開。同作は前後編の2部構成となっており、前編が1月28日から、後編が2月11日からそれぞれ2週間限定で劇場公開されます。

「地球外少年少女」は、磯さんのオリジナルアニメ2作目として2018年に構想とコンセプトビジュアルが発表されていました。アニメーション制作を担当するのは、2020年7月に新設されたスタジオ「Production +h.」で、キャラクターデザインを担当するのは「交響詩篇エウレカセブン」「ガンダム Gのレコンギスタ」などの作品に携わった吉田健一さんです(関連記事)。
公開日の発表に合わせて、公式サイトでは劇場アニメ「AKIRA」や「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」などを手掛けた井上俊之さんがメインアニメーターとして参加すると発表。磯さんと旧知の仲である井上さんは、“「電脳コイル」制作時は磯さんのオーダーに十分応えられなかった”と思っていたそうで、その雪辱を果たすために「地球外少年少女」への参加を決心したとコメントで明かしています。
また、磯さんと吉田さんのコメントも掲載。同作について磯さんは「普通の中学生や小学生が飛び込めるハラハラ・ドキドキの冒険物語を描くつもりです」とコメントで説明しており、発表に合わせて更新されたTwitterでは、「着々と完成に向けて作業中!」と特報映像にも出てきた「未来からは逃れられない」との文言を交えて制作状況を伝えています。

磯光雄さんコメント
明るくて面白い宇宙や未来をアニメの舞台として描きたい! それが最初にこの作品を作ろうと思ったきっかけでした。宇宙や未来といえば、最近は暗いディストピアばかりになってしまった気がしますが、「地球外少年少女」では普通の中学生や小学生が飛び込めるハラハラ・ドキドキの冒険物語を描くつもりです。今度の宇宙はコンビニがあってスマホも使えます! 本編をお楽しみに!
吉田健一さんコメント
宇宙なんて行く必要がない。夢見てもしょうがない。現実を見ろ。それは失敗するからやるな等々。リアルを語る意見が多い世の中になった気がします。ボクもイソさんも 「だったら宇宙に行ってみよう」と、この作品を作る事にしました。皆で体験してみて下さい。失敗なんて、やってみないと出来ませんよ。
井上俊之さんコメント
磯光雄氏はアニメーターとして日本の、いや世界のアニメーション史に名を残す人だと思っています。そんな彼からの直々のお誘いを断る選択肢はありません! ウソです(笑)本当はすごく迷いました。「電脳コイル」では彼のオーダーに十分応えられなかったという思いがあったからで、その雪辱を果たそうとの思いで今作への参加を決心した、というのが本当のところです。果たしてその結果や如何に、乞うご期待!
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