海賊版サイト「漫画村」への広告出稿をあっせんしていた広告代理店「エムエムラボ」(神奈川県横浜市/齋藤央論代表)と「グローバルネット」(東京都大田区/村木和彦代表)に対して東京地裁は12月21日、著作物の無断掲載で被害を受けた漫画家に対して1100万円の支払いを命じました。原告は『魔法先生ネギま!』などで知られる赤松健さん。

赤松さんは、漫画村に『魔法先生ネギま!』『UQ HOLDER!』といった作品を無断で掲載されており、2作品の印税のうち1%程度が被害額だったとしても「その損害額は1000万円を下ることがない」と主張。
漫画村の広告取扱窓口会社となっていた「エール」と契約を結んでいた「エムエムラボ」と「グローバルネット」が、広告主→グローバルネット・エムエムラボ→エール→漫画村(運営者:星野ロミ)という流れで広告を掲載していたと2021年1月19日に提訴しました。


訴訟の中で赤松さんの代理人を務める平野敬弁護士(電羊法律事務所)と山口貴士弁護士(リンク総合法律事務所)は、「エムエムラボ」と「グローバルネット」が、漫画村に多数の漫画が無断転載されていることを認識しながら広告を提供していたことについて「故意がある」と指摘。「故意によるほう助の不法行為責任を負う」として1100万円及び、2017年11月18日から支払い済みに至るまで年5分の割合による遅延損害金を連帯して支払うように求めていました。

こうした主張を受け、12月21日に東京地裁の田中孝一裁判長は請求額の全額にあたる1100万円に加え、遅延損害金、訴訟費用を被告である「エムエムラボ」と「グローバルネット」に支払うよう命じました。
著作物を無断掲載するサイト運営者のみならず、海賊版サイトの資金源となっている悪質な広告代理店にも重い責任があるとの判断がくだされた今回の判決。海賊版サイトの運営を支えながらも責任を負わずに利益だけを得てきた広告代理店の悪行もここまでかもしれません。

(Kikka)
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