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怪談話には「それに触れる人が望んでいる怖さ」が求められ、意図せずともそれに引っ張られがちなもの。例えば海外の心霊動画(とされているもの)を見るだけでも、「怖さ」にはお国柄があると分かります。
今回ご紹介する作品は「作者さんが学生時代、留学先で遭遇した心霊現象と思しき経験」を漫画化したものですが……ある意味で「怪異の異文化コミュニケーション」とでも言うべき作品となっています。作者はイラストレーターの中島悠里(Instagram@yuri_nakajima_/Twitter@jimapahinasu)さんです。

中島さんがオーストラリアに1年留学していたときのお話。中島さんは大学の寮に住んでいて、各部屋には寮内で話せる内線電話が置いてあったのだとか。
電話で連絡を取っては寮内の友達で集まり、しばしば夜中まで遊んでいたと言いますが……ある日の深夜、中島さんの部屋の内線電話が鳴り始めたのです。




寝ぼけながら電話に出た中島さんが聞いたのは、しわがれた声のおばあさんが、何事かを英語でしゃべる声でした。よくよく聞いてみると、おばあさんは英語で「ジェシー……ジェシーかい? 私の孫のジェシー……」と言っていたそうです。
事態を飲み込めない中島さんでしたが、ともかく間違い電話であることを伝えると、電話はプツリと切られてしまったといいます。



それから数日後。中島さんの電話に、また同じおばあさんからの電話がかかってきました。同じ声と内容を聞くと同時に、中島さんはふと思い出します。この電話が内線電話であり外部とはつながっていないこと、そもそもここは学生寮、老人がいるはずのないことに……。



次の瞬間、中島さんの頭に血が上ります。何度も眠りを妨げられた怒りもあったらしく「私は日本の留学生で、あなたの孫じゃありません!」「私の名前は“なかじまゆり”です!」と、最後は日本語で怒鳴りたてたといいます。すると電話は切れ、二度と掛かってくることはなかったそうです。
それから何年もたち、この漫画を描いた中島さん。あらためて出来事を冷静に思い返し「本当に間違い電話だったらどうしよう、おばあさんに怒鳴りつけてしまった……でも夜中の内線電話だったし……」と考えを巡らせていました。
しかし、何年も前の外国で遭遇した出来事、真相を知る術などありません。ただ「寝起きで英語を聞き取るのは本当に難しいから勘弁してほしかった」など、いろいろな意味で怖い体験であった、と中島さんは回想しています。
作品提供:中島悠里(Instagram@yuri_nakajima_/Twitter@jimapahinasu)さん記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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