俳優・芦田愛菜さんと宮本信子さんが10年ぶりに共演する映画「メタモルフォーゼの縁側」が6月17日に公開決定しました。

鶴谷香央理さんの同名コミックを実写化した同作は、年の差58歳となる女性2人が“BL愛”でつながっていく青春ストーリー。孤独な17歳の女子高生・うららと夫に先立たれた75歳の老婦人・雪が、BL漫画をきっかけに友情を深め、ある挑戦に導かれていく過程を描いており、2019年の「第22回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門で新人賞を受賞しています。
芦田さんがうららを、宮本さんが雪を演じる他、「なにわ男子」の高橋恭平さんがうららの幼なじみとなる河村紡役を担当。古川琴音さん、生田智子さん、光石研さんら多彩なキャストが脇を固め、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」や「ひよっこ」で有名な岡田惠和さんが脚本を、映画「青くて痛くて脆い」の狩山俊輔さんが監督を務めています。
同作の公開日とともに、主人公たちが劇中で愛読するBL漫画「きみのことだけ見ていたい」の作画を、『黄昏アウトフォーカス』『お伽噺は泡と消え』などで知られる漫画家・じゃのめさんが担当することも併せて決定。なお、じゃのめさんが描いたキャラの咲良と佑真は、劇中では漫画を飛び出し、「映画ならではの演出」で登場するとのことです。


じゃのめさんは「原作のファンだったので映画化するということは個人的に知っていて、とても喜んでいました」とコメント。起用にあたって驚いたものの、すぐに「やろう!」と決意したといい、作画については「なるべくオーソドックスでロマンチックなものを目指した」としています。映画もサンプル版を3回鑑賞するほど魅入ったと明かしています。
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
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