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Twitterにひっくり返ったカメを助けるカメの姿が投稿され、「感動した」というコメントが多数集まっています。ツイートには記事執筆現在、2万6000件以上のリツイートと11万6000件を超える“いいね”が寄せられています。
よいしょ、よいしょ
投稿主の和象亀(@wazouki)さんはこの日、腹甲(おなか側の甲羅のこと)の健康チェックをするために飼っているゾウガメをひっくり返していました(関連記事)。

しかし大切な健康チェックのためとはいっても、カメにとってひっくり返ることイコール身の危険を感じることでもあります。ゾウガメはなんとか起き上がろうと一生懸命に足をばたつかせますが、なかなか元の姿勢に戻ることができません。すると、ゾウガメの様子を気にしていたアカアシガメとアフガンホルスフィールドリクガメが寄ってきて、ゾウガメの甲羅をうんしょうんしょと押しはじめるではありませんか。



体重が15キロもあるゾウガメを元の体勢に戻すことは、体が小さい2匹にとってかなりの重労働に見えます。それでも2匹は決して諦めることなく、いろいろな角度からゾウガメの甲羅を押して元に戻そうと頑張り続けます。その後2匹の懸命な介助が実を結び、ゾウガメは見事元の姿勢に戻ることができたのでした。カメってすごい……!



なおこのとき2匹が明確に「ひっくり返ってしまった仲間を助けよう」と思っていたのか、あるいはたまたまぶつかって結果的にゾウガメを助けることになったのか、真相は分かりません。しかし世界では同じようにひっくり返ってしまった仲間を助けるカメが何度も目撃されている(関連記事)ので、もしかしたらカメにはひっくり返ってしまった仲間を助けようとする本能が備わっている……のかもしれません。
間近で見ていた和象亀さんは「最初アカアシガメが噛みつくんじゃないかと心配してましたが、全く違う結果となりました。アフガンホルスの寄ってきかたも意図を感じました。しかし驚きました」と投稿しています。
カメ同士の助け合いに思わず感動する今回の動画には、「何かの習性で寄ってくるのでしょうが、面白い光景ですね」「自分もひっくり返ったら戻れない事を知っているからなのか?」「とっても感動しました!!」「本能的に備わってる利他的行動なのかもしれませんね」など、たくさんのコメントが寄せられています。
投稿主の和象亀さんは四半世紀もの間、さまざまなカメを飼育してきました。Twitter(@wazouki)には飼育しているカメやレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)、ニシアフリカトカゲモドキなどの写真や動画がたくさん投稿されています。
もりもり食べるゾウガメさん
平和な光景です
いい食べっぷりです!
画像提供:和象亀(@wazouki)さん
(三日月 影狼)





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