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イラストコミュニケーションサービス「pixiv」を運営するピクシブは5月30日、同社のハラスメントに関する提訴について「弊社従業員によるハラスメント行為があったこと、およびハラスメントを行った当該従業員を懲戒処分したことについては事実」との謝罪を発表しました。

(画像は公式サイトより引用)
同社に勤務するトランスジェンダーの女性社員に対して、男性上司が性自認や性的経験についての質問をする、陰部に顔を押し当てるなどのセクシャルハラスメントを行い、さらに当該ハラスメントについて会社側の対応が不十分であったとして、女性が男性上司と会社を提訴したことが報道されていました。
ピクシブは「皆様にはご心配とご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪しつつ、ハラスメント行為について「性別・性自認・性的指向等に関わらず、万人に対して許されない行為であると認識しております。このような事態を引き起こしてしまったことを会社として極めて重く受け止めております」とコメント。
さらに、同社従業員によるハラスメント行為があったこと、およびハラスメントを行った当該従業員を懲戒処分したことについては事実と認め、「被害者による申告を受け、2019年に該当する加害者に対して、降格・減給の処分とともに、被害者への接近禁止等を命じております」としています。
また、同社のハラスメント防止対策については、「多数お問い合わせをいただいている」としつつ、外部の専門家を招いた全社員参加必須のハラスメントに関する研修の実施、管理職に対しての別途追加での研修の実施、外部専門家を交えたハラスメント相談窓口の整備などを定期的に行っているとして、「今後もより一層の改善に努めてまいります」としています。
提訴については、訴状が届き次第「訴状記載の事実関係を確認し、真摯に対応してまいります」としており、最後に「改めてハラスメント防止に関する方針について検討を行い、コーポレートサイトにて発表させていただきます」と結んでいます。
この声明についてネット上では、「『同じ事業部に配属しない、という措置を原告に約束。同年4月には、男性上司は懲戒処分として、執行役員を解任された。しかし、2020年4月からの1年間は同じ事業部に配属される状態になるなど約束した措置についても徹底されなかった』という一番の問題点が謝罪文に書かれていない」との指摘や、「ミスジェンダリングやトランス女性だからシス女性と被害に差があるとした性的指向・性自認(SOGI)に関する差別や嫌がらせについても触れないで被害の矮小化してると思う」などと、同社の対応を批判する意見が集まっています。
また今回のハラスメント報道を受け、同社に抗議するためpixivの退会・作品の非公開などを行ったという声も寄せられています。
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