モザイク処理に使っている画像加工アプリが、やり直すたびに「正気かどうか」を確認するよう仕様変更された――。そんなツイートが話題です。そんなばかなと思いきや大マジでした。

Twitterユーザーの太陽さんがツイートすると、約10万いいねを集めて話題に

モザイク
「正気ですか?」と聞かれたら、「正気です」と返さないと実行できない

 そのアプリとは、iOS用の「ぼかし&モザイク加工アプリ」のこと。実際に画像へぼかしをかけ、×ボタンで編集を中止してみたところ、確かに「編集を全てリセットします。正気ですか?」と正気を疑われました。「はい。私は正気です」と律儀に返さないと、編集はリセットできません。

 「SAN値チェック受けててワロタ」「ケンドーコバヤシみたい」「『Are you sure?』を直訳したらそうなるかも」と話題を呼んだこのアプリ、実は以前も一時的に「せつないゴリラモード」を搭載するなど、突き抜けた仕様で有名。「たくさんの人たちの鼻穴を広げてしまって、本当にすみませんでした」「数年前から見て見ぬふりをしていた問題をようやく修正しました」といった、アップデート説明文のおかしさにも定評があります(関連記事)。

 直近のアップデート履歴も、「お問合せ方法についったといんすた追加しました。フォロワー0のアカウントのね……」と、特異なセンスは健在(執筆時点でフォロワー数は100を突破)。ユーザーの正気を疑う仕様も、開発者はその感性をもって「それを捨てるなんてとんでもない」と言おうとしただけなのかもしれません。

モザイク
現在は自動背景ぼかし機能や、“意味不明なスタンプ”が使える有料プランも提供。好意的に解釈すれば、ちょっとそそる宣伝文句かもしれない
ストアのアップデート説明文も独特のセンス

アプリ作者の投稿。その流れで「期待しないでください」になる!?