“SM愛好家”高嶋政宏、女王様に踏みつけられ誇らしげな笑み　SM映画監修で「歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねば」

　俳優の高嶋政宏さん（※高＝はしごだか）が9月30日公開のSMを題材にした映画「愛してる！」に企画・監修として参加し、さらに本人役でも出演。高嶋さんは主人公の地下アイドル・ミサ（川瀬知佐子さん）のSMの才能を見いだしサポートしていくという役柄で、SM愛好家として作品に携わったプレッシャーなどを明かしています。

　映画「愛してる！」は、ロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOW」の第2弾として、白石晃士監督が手掛けるフェイクドキュメンタリードラマ。地下アイドルとして活動するも鳴かず飛ばずのミサが、SMの素質を見込まれその世界に目覚めてゆく過程を描いた作品。

　研修として人気女王様のカノン（鳥之海凪紗さん）から手解きを受けるうちに、自分でも気付かなかった快感に目覚めてゆき、アイドルとSMの両方の世界を駆け上がろうと決意するというストーリーです。

　高嶋さんが演じるのはSMクラブ「Hentai Shinshi」の常連客で、SMに目覚めたミサをサポートしていく重要な役柄。高嶋さんはプライベートでもSM愛好家を公言しており、2018年にはSMとの出会いやハマっていく過程などを書いた自著エッセイ『変態紳士』（ぶんか社）を出版。そんな抱負な経験があるだけに、SMの心理を熟知した立場から、緊縛師の蒼月流（あおつきながれ）さんとともに監修にも参加しています。

　今回公開されたのは、赤と黒のエナメルビスチェスーツに身を包んだ川瀬さんの真っ赤なニーハイブーツに踏まれて誇らしげな表情を浮かべている高嶋さんの写真。さらに、場面写真としてSMバーで語っている様子も公開されています。

　高嶋さんは「最初は人生初の、自分がSM映画の企画に携わる！　興奮で浮かれてましたが、すぐに、いつもお世話になってる歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねばのプレッシャーが押し寄せ」と大きな責任感をいだいたことを告白。

　さらに、「第一回目の会議の時、一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました」と経験者ならではの視点で意見を述べられたことも報告。また、白石監督や脚本家、プロデューサーらスタッフを「絶対の信頼を置いている指導者」と引き合わせ、「僕の話とあわせてSMの真髄を聞く会」を催したことも明かしています。

　白石監督は「高嶋政宏さんは紳士かつ真摯で、少年のように純粋な好奇心とプロフェッショナルな厚みとユーモアを兼ね備えており、お仕事をご一緒することは非常に刺激的で興奮しました」と敬意を込めてコメント。

　「クライマックスのひとつである高嶋さんのあるシーンは、感動と笑いの波状攻撃にノックアウトされること必至です」と見どころを明かすとともに、「そんな高嶋さんの監修を受け、そのSMへの情熱に突き動かされて、楽しく激しく燃え上がる映画を作り上げました」と手応えを感じた仕上がりになったことを伝えています。

高嶋政宏さんのコメント

ロマンポルノ作品のオファーを受けたときの感想

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そっから来たか！というのが最初の感想ですが、それよりも私とSMを題材にどんな風に映画にするのか？　の興味の方が大きかったですね。

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出演のみならず、企画監修として携わった感想

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いや〜最初は人生初の、自分がSM映画の企画に携わる！　興奮で浮かれてましたが、すぐに、いつもお世話になってる歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねばのプレッシャーが押し寄せ、第一回目の会議の時、一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました。とにかく僕がいつも接する人たちは間違いなく観るわけで、監督、脚本家、プロデューサーとすぐにお店に行く日にちを決め、絶対の信頼を置いてる指導者と引き合わせ、僕の話とあわせてSMの真髄を聞く会を催しました。まぁ、それだけ企画や、内容に携わるという事は大変なことなんだなとつくづく思い知りました。

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白石晃士監督のコメント

高嶋さんにご参加いただいた感想

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高嶋政宏さんは紳士かつ真摯で、少年のように純粋な好奇心とプロフェッショナルな厚みとユーモアを兼ね備えており、お仕事をご一緒することは非常に刺激的で興奮しました。クライマックスのひとつである高嶋さんのあるシーンは、感動と笑いの波状攻撃にノックアウトされること必至です。そんな高嶋さんの監修を受け、そのSMへの情熱に突き動かされて、楽しく激しく燃え上がる映画を作り上げました。どうぞお楽しみに。

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