ToDoアプリ「Habitica」(Android版iOS版)が、「俺が3時までに風呂に入らないからみんな毎日微弱なダメージを食らってる」というユーザーのツイートをきっかけに注目を集めています。……えーっと、本当にToDoアプリの話なんだよね?

Habitica

「風呂に入る」タスクを達成しないばかりに、仲間がピンチ……ってどういうこと?

 実はHabiticaは、タスク達成の積み重ねでキャラクターが成長する、RPG仕立てのToDoリストアプリ。ユーザー間で連携し、パーティを組んで協力することもできます。全員ががんばって個人のタスクを達成すれば戦いは有利に。ただし、誰か1人でもタスクの失敗があれば、連帯責任で全員にダメージが入ります。

Habitica

個々のがんばりがパーティ全体の益に

 この一蓮托生なシステムはモチベーションの維持につながりそうですが、ユーザーのけいおす(@keiosu02)さんは、ある時期「午前3時まで風呂に入る」というタスクを連日でスルー。パーティ全員に微弱なダメージを与え続けてしまうことになりました。

 その状況を想像すると変な笑いがもれるところですが、字面の面白さもあってツイートは広く拡散。その結果、Habiticaは「作家同士でパーティを組んだら執筆がはかどるのでは」「『ご飯食べる』『太陽に当たる』など健康的なタスクを入れておけば互いの生存確認や健康維持に役立つ」などと、大きな反響を呼んでいます。

画像提供:けいおす(@keiosu02)さん