“母性”を巡る衝撃の物語を描いた映画「母性」が11月23日に公開。主演を務める戸田恵梨香さん、永野芽郁さんの“180度見方が変わる”新場面カットが公開されました。

「母性」は、これまでにも『告白』『夜行観覧車』『Nのために』など多数が映像化されている湊かなえさんの同名小説が原作。湊さんが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身(こんしん)の1作で、愛せない母・ルミ子と、愛されたい娘・清佳が、“母性”を巡る未解決事件の語り手となって進行する愛と憎しみの“激情エンターテイメント”です。
公開された場面カットには、首を締められ、悲痛な表情を浮かべた永野さん演じる清佳の姿が。しかし作中で清佳は「母に首を絞められた」と証言する一方、戸田さん演じるルミ子は「娘を強く抱きしめた」と証言に食い違いが起きます。他に、ルミ子が制服姿の清佳の肩に手を置いたり、清佳を抱きしめたり、病院で清佳と思われる人物の手をにぎる様子など、“真逆の証言に惑わされるであろうことを予想させる写真”が複数公開されました。


戸田さんと永野さんは、2021年7月期のドラマ「ハコヅメ〜たたかう! 交番女子〜」で先輩・後輩役として共演。息ぴったりのユーモラスな掛け合いをみせ、“ハコヅメコンビ”と話題に。コメディー満載の作品から一転、シリアスな作品に真っすぐ向かう2人の演技を見た湊さんは 「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです」と、絶賛しています。
場面カットを見たユーザーからは「ハコヅメのお二人!!」「また共演ですね! 楽しみです」とコンビ復活に歓喜の声があがるとともに、「ハコヅメの時と全く違う戸田さんと芽郁ちゃんの演技が見れるって最高」「凄い。戸田恵梨香に見えない」「首しめられて、この表情の芽郁ちゃん…もうなんかやばい」「ビジュアルを一切気にせずに心の底から役になりきってるとだめいの表情…」「怖そうやけど。是非みたいです!」「お二人のシリアスな演技楽しみです」と、公開を心待ちにする声が寄せられています。


湊かなえさん コメント全文
――多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について
娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんとくみ取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。
――完成した映画をご覧になって
俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々お1人ずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品の面白さと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。自分の中にこんな感情があったのかと気付くように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。
(C)2022映画「母性」製作委員会
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