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東京ディズニーリゾートのディズニーリゾートラインの駅で、映画「南部の唄」の挿入歌がBGMから削除されたことが波紋を呼んでいます。「南部の唄」は人種差別的とされ、Disney+での配信が見送られている作品です。

BGMが変更されたリゾートゲートウェイ・ステーション
8月22日ごろから、JR舞浜駅に隣接するリゾートゲートウェイ・ステーションで「南部の唄」の挿入歌「Zip-A-Dee-Doo-Dah」がBGMから外されたと来園者が指摘する投稿がTwitterで拡散されました。「南部の唄」はアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」の原作となっている1946年公開の映画。挿入歌「Zip-A-Dee-Doo-Dah」は同アトラクションのBGMにも使われており、ディズニー映画を代表する曲として人気があります。

東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」
一方で「南部の唄」は黒人英語やいくつかの偏見を含む内容が、アフリカ系アメリカ人に対して人種差別的であり侮辱的であるとの批判も受けています。2020年にはウォルト・ディズニー・カンパニー会長のボブ・アイガー氏が、「南部の唄」は「時代にそぐわない」として動画配信サービス「Disney+」で配信しないことを明らかにしています。さらに同年、同社は米国のパークで「スプラッシュ・マウンテン」のテーマを「プリンセスと魔法のキス」に変更することを発表しました。

米国で発表された「プリンセスと魔法のキス」への変更
SNSではファンから「好きな曲なので悲しい」という声や、アトラクションのBGMなど他の場所での使用についても今後なくなるのではないかと懸念する声が寄せられています。
編集部がオリエンタルランドに、駅BGMから「Zip-A-Dee-Doo-Dah」を削除した理由を問い合わせたところ、次のような回答がありました。「2022年8月19日から、ディズニーリゾートラインの駅舎内で使用されていたBGM『Zip-A-Dee-Doo-Dah』の楽曲使用を一部取りやめており、ディズニーテーマパークにおいては、多様性を反映することで、すべてのゲストがより気持ちよくお過ごしいただくことが重要であると考えており、今回の変更はその一環として、変更させていただきました」
また米国のパークのように、日本でもスプラッシュ・マウンテンのテーマを変更する予定はあるか聞いたところ、「東京ディズニーランド『スプラッシュ・マウンテン』内のテーマおよびBGMについても該当楽曲が使用されていますが、現時点では変更の予定はございません。パーク内での変更や取り組みについては、あらゆる社会状況を鑑みて判断していく予定です」と回答しています。
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