モバイル向けゲームアプリ「Fate/Grand Order」(以下「FGO」)の中国版で、規制により新たに3サーヴァント(キャラクター)のイラストが削除され話題になっています。さらに近いうちに“改修”が予定されているキャラの発表があった他、ホーム画面の一部グラフィックが消えているとの報告もあり、規制は今後も厳しくなっていきそうです。

 中国版のFGOで規制が始まったのは、2021年9月。始皇帝や虞美人といったサーヴァントたちのイラストや音声、プロフィールなどが削除や変更されました。

 今回の改修対象となったのは、「スカサハ(ランサー)」「ダレイオス3世」「呪腕のハサン」。イラストが削除され、クラスカード(デフォルトイメージ)表示に変更されています。

中国版FGO規制

日本版「スカサハ(ランサー)」

中国版FGO規制

日本版「ダレイオス3世」

中国版FGO規制

日本版「呪腕のハサ」

中国版FGO規制

中国版の改修後の3人(画像は中国版FGO公式サイトから)

 他にも、概念礼装(補助カード)7種のイラストが削除。さらに今後の規制対象候補も多数発表されており、規制はこれからも広がっていくようです。

中国版FGO規制

改修後の補助カード7種

 改修は「仮調整」とのことですが、今後修正版のイラストが実装されるのかなどについては現時点では不明。プレイヤーにはおわびとして聖晶石100個が配布されます。

 中国では露出度の高い女性のイラストに対する規制が厳しい他、2021年の規制では中国とゆかりの深いキャラが規制対象となりました。しかし、今回の改修は中国と関係の薄い男性も含まれており、基準についてネット上でも疑問の声が上がっています。

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