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1994年から2004年まで放送された米人気ドラマシリーズ「フレンズ」でチャンドラー・ビングを演じた米俳優マシュー・ペリーが、4年前49歳のときに鎮痛薬のオピオイド過剰摂取で大腸が破裂し、死にかけたことを告白しました。当時マシューは代理人を通じ何らかの原因で胃や腸管に穴が開く消化管穿孔(しょうかかんせんこう)で手術を受けたと発表していました。

11月1日に出版される回顧録「Friends, Lovers and the Big Terrible Thing(原題)」のなかでマシューはそのときの状態について、2週間のこん睡と5カ月間の入院、そして9カ月間ストーマ(人工肛門)を使用しなけれならなかったと詳細を語っています。
そして米People誌とのインタビューで「家族は医者から助かる見込みは2%だと告げられた」と明かし、「エクモ(ECMO)という、心臓と肺の呼吸をすべて代行する機械を装着されました。それはヘイルメリーと呼ばれ、助かることはほぼないんです」と、どれほど危険な状態だったかを説明したマシュー。「その夜エクモを装着されていた5人のうち4人が亡くなり、僕は助かりました。そこで大きな疑問は、なぜなのかということです。なぜ僕だったのか? そこには何かしら理由があるはず」と命が奇跡的に助かったことへ意味を見いだそうとした心情を述べました。

マシューはまた、「フレンズ」がはじまった当初は自身のアルコール依存症が顕著になり始めたころだったとも語り、うまく対処しながら俳優業を続けてきたものの「34歳のときには本当にたくさんのトラブルに巻き込まれていた」と話します。シリーズを通してアルコールを摂取していないときもあり、全くシラフの状態で撮影を終えられたシーズン9ではエミー賞最優秀男優賞にノミネートされ、そのことが何かを物語っているはずと自問したそうです。
フレンズに出演していたなかで最もひどかった時期には、非常に依存性の高い鎮痛薬バイコディンを1日55錠摂取していたというマシュー。身長185センチのマシューですが、そのとき体重は58キロまで落ちたとのこと。「もしそのとき警察が家に来て、今夜飲んだら刑務所に入ってもらうと告げられたら、荷造りを始めていただろう。依存症と中毒というのは進行性で、年を取るにつれどんどん悪くなっていく」というマシューは、この回顧録を書くためにアルコール依存症や薬物中毒から回復した状態になるまで待たなければならなかったと明かし、「1番大切なのは、僕はこれが人々の助けになるって確信していたこと」とこれほど赤裸々に自身の人生を語った動機について話しています。
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