俳優シャーリーズ・セロンが、母国語であるアフリカーンス語を「滅びゆく言語」と発言し物議を醸しています。シャーリーズは南アフリカ出身で19歳のとき英語を習得するまでアフリカーンス語しか話さず、現在は米国籍を取得しています。

14日に出演したポッドキャスト「SmartLess」
14日にポッドキャスト「SmartLess」に出演したシャーリーズは、自身の母国や言語に関する会話の流れでアフリカーンス語について、現在は「44人くらいしか話す人がいない」と笑いながらジョークを飛ばしました。さらに続けて「あまり使えない」「滅びゆく」言語であると発言しています。
アフリカーンス語は南アフリカに11ある公用語の1つで、シャーリーズの出身地ハウテン州では約12%の人が話している言葉。南アフリカのほかにナミビアなどでも話者が存在しています。
このシャーリーズの発言には、主に南アフリカに住む人々からネットで批判が噴出。「彼女はもはやアフリカーンス語から離れているのに、どうしてこんな風に誤った情報を流すの?」「南アフリカでアフリカーンス語を話す人は44人よりもっと多いし、ほとんどの人は2つ以上の言語をしゃべるんだよ」「じゃあ俺も44人のうちの1人だわ」など、南アフリカの学校はほとんどがバイリンガル教育で複数の言語を習得している人が多いとする声や、「母国から長く離れて、自分はこの国には勿体ないとでも思ってるのでは?」「セレブに媚びへつらう人を除いて、彼女を誇りに思う南アフリカ人はいないでしょうね」など、自国を軽んじた発言であるとして不快感を示す声が寄せられました。
また、同国の保守政党「フリーダムフロントプラス」は発言を受け、「シャーリーズ・セロンは優れた俳優かもしれないが母国語の認識は誤っている」と声明を発表。「彼女は母国で起こっていることをよくわかっていない」とアフリカーンス語が多くの家庭内で使われていると指摘。また、「すべての言語が国際語ではない。しかしその言語を使う人から愛されていることに変わりはない」と意義を唱えました。

一方で、この言語がかつての南アフリカでの人種差別政策アパルトヘイトに結びついており白人による支配の象徴だとして、シャーリーズの発言を支持する声も見られました。アフリカーンス語は同国が植民地であった時代に入植者によって、ヨーロッパ系言語や現地先住民の言語などが織り交ぜられ作られた言語。1976年6月16日にはハウテン州でアフリカ系住民が学校でアフリカーンス語を学ぶことを拒否した暴動「ソウェト蜂起」が起こり、多数の死傷者も発生する事態となりました。
SNSでは「ありがとう、シャーリーズ・セロン。人種差別言語は滅びゆき、認められるべきでもない」「黒人たちはこの言葉を学ぶように強制されたんだ。学ぶことを拒否して6月16日にたくさんの人が死んだ。僕はこの言葉が猛烈に嫌い。血生臭い人種差別の言葉」などシャーリーズの言う通りこの言語は消えるべきだとする意見も書き込まれています。
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