理不尽な猫パンチを食らったワンコが大衆の同情を誘っています。YouTubeのコメント欄には「稲妻のように速い右のジャブだ」「誰かを殴りたい気分だったのかな……」などの声が寄せられ、記事執筆時点で再生数17万回を突破しています。

「Kitten Swats Pup on the Nose || ViralHog」

 米バージニア州リッチモンドで暮らす生後10カ月の猫「スクイシー」と、生後8カ月のアメリカンブリー「ラグナット」。撮影者は、トイレのドアの前で向かい合って座る2匹の姿を何となく撮影していました。

 特に何をするわけでもなく、ただ座っている2匹。退屈そうっちゃ退屈そうですが、これが何もない日の家での過ごし方でしょう。しかしスクイシーはこれが気に食わなかった! ……のかも。

向かい合う犬と猫
ただ座っているだけ、でした

 なんと突然、ラグナットの鼻を右前足でパチーンとはたいたのです! 良い音だなあ……って、感心している場合ではありません、ラグナットにとってはあまりにも理不尽です。意味が分かりません。

 撮影者いわくラグナットは「犬種柄、見た目は怖いかもしれませんが非常に穏やかな性格」とのこと。とはいえこの理不尽な猫パンチには、さぞお怒りでしょう。仏の顔もホニャラララ……なんてことわざもありますしね。

猫パンチを食らう犬
痛そうだぜ……

 よし、いっちゃえ! お返しの犬パンチだー! と、視聴者はことの行く末を見守りました。しかしなんと、ラグナットはしょんぼりしただけ。「えっ」と困惑しただけです。

 ラグナットはどうやら、スクイシーとの力関係および自らの立場を受け入れているようで……。コメント欄にはラグナットに同情する声や、「ラグナットは落ち着いているね」「賢いよ」とラグナットの対応(?)を称賛する声の他、「ボディーランゲージであいさつしたいだけ」「多分痛くないようにはたいているよ」とスクイシーの動機を代弁する声も寄せられています。