使用済みのティーバッグという意外な素材で作った洋服が注目を集めています。手掛けたのは米ニューヨークを拠点にアーティストとして活動するルビー・シルヴィオスさん。

使用済みティーバッグの洋服

使用済みティーバッグを素材にしたドレス

 ルビーさんは100個ほどの使用済みティーバッグを使用して2着のドレスを製作。中の茶殻を取り除いてきれいにし、アイロンがけしてからドレスを仕立てたそうです。2022月12月に開催したニューヨークでの展覧会に展示されました。

使用済みティーバッグの洋服

ボタンまでティーバッグ

 紅茶の色が残るティーバッグ素材のドレスやシャツはやさしい風合いで、実際に着用が可能とのこと。繊細で壊れやすそうに見えますが、洋服は意外にも伸縮性があって丈夫な作りなのだそうです。ルビーさんの息子さんが実際に着用して証明しています。

使用済みティーバッグの洋服

ティーバッグの着物シリーズ

 ルビーさんは2015年に、飲んだ後の紅茶のティーバッグをキャンバスにしてほぼ毎日絵を描くプロジェクト「363 Days of Tea」で話題に(関連記事)。多くの人に称賛され、多数のメディアで紹介されることとなりました。「363 Days of Tea」のコレクションを掲載した本も2016年に発売されています。

使用済みティーバッグの洋服

やさしい風合いがステキ

 ルビーさんのInstagramでは他にもティーバッグ素材の洋服や、使用済みのコーヒーフィルターに描いた日本画風のアートを見られます。

使用済みティーバッグの洋服

意外と丈夫な作りのティーバッグ素材の洋服

Image credit:Ruby Silvious(Instagram