幕末舞台の乙女ゲームで「捕まってる身分なので誰にも迷惑かけないよう」立ち回る → 誰とも何も起きず終わった話に爆笑と共感

　思わず「確かに」と言ってしまうそうになるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「共感しかない」。今回は乙女ゲーをやったのにイケメンとの間に何にも起こらなかったというお話です。

（イラスト：かるーめ）

聞き分けがいいとダメなの!?

幕末の乙女ゲームやってみたんですけど新撰組の隠密活動を見てしまった罪で軟禁された後色々選択する場面があったけど捕まっとる身分やしなと空気読んで誰にも迷惑かけないように進めてたら最後お前はお前の好きなように生きたらいいよみたいなアドバイスもらってどのイケメンとも何も起きずに終わった

（安達さとさんのツイートより）

　ツイートをしたのは、江戸の遊郭を舞台にした漫画『あおのたつき』の作者安達さと（@Sato_adachii）さん。「薄桜鬼」という、幕末の乙女ゲームをやってみたところ、新撰組の隠密活動を見てしまった罪で軟禁された後、いろいろと選択する場面があったのだそうですが……。

　捕まってる身分だからと空気を読んで誰にも迷惑かけないような選択をして話を進めたところ、最後に「お前はお前の好きなように生きたらいいよ」というようなアドバイスもらってどのイケメンとも何も起きずに終わってしまいました。あれぇ!?　乙女ゲーってイケメンとあんなことやこんなことできるんじゃないの!?

　安達さんによると、「いろんなイケメンが隠れてる屋敷に軟禁されたんですけど好きなイケメンにしつこめについて行けば良かったみたい」とのこと。気持ち悪いかなと思って気を使っていたら、何も起こらずにゲームは終了してしまったのだそうです。

　気を使ってグイグイ行かず、良い人でいようとするとダメなのか……と思いきや、同じく「薄桜鬼」のゲームをした人からは、乙女ゲーらしく推しにグイグイ迫ったら殺されまくったという人もおり、なかなかあんばいが難しそうです。なかなか難易度高そう。

　このツイートを読んだ人たちからは「乙女ゲーらしく推しにグイグイ迫ったらそれはそれで私は風間さんと沖田さんに殺されまくりますた」「私も初見の薄桜鬼は誰とも結ばれずほぼ全員お亡くなりになるすスーパーバッドエンドで終わった」「全然違うゲームですが、普通科と音楽科のある高校で、コンサート出場するのに普通科の主人公をコンマス（第1バイオリン）にしようと学園長達がうるさく言うので、そんな事したら音楽科の面目丸潰れじゃん、と思って辞退し続けたらまさかの男子と会う前にゲームオーバー」など、共感するコメントが寄せられています。

　安達さとさんは、1840年代頃の江戸が舞台のファンタジー漫画『あおのたつき』を手掛けています。最新刊は『あおのたつき』9巻です。

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