瀬戸内寂聴さんの名前を使った詐欺、秘書が注意喚起　「後継者を名乗り、投資話を持ちかけたり金銭の授受を要求」

　瀬戸内寂聴さん（2021年逝去）の秘書である瀬尾まなほさんが2月6日にInstagramを更新。瀬戸内さんや瀬尾さんの名前をかたり、金銭の授受を要求する詐欺が発生していることを伝えるとともに注意喚起しました。

　「故 瀬戸内寂聴の関係者の名を語った詐欺に御注意ください」とつづり、瀬戸内さんの関係者や後継者を名乗り、投資話を持ちかけたり、瀬尾さんの名をかたって金銭の授受を要求する連絡があったとの相談が複数届いていることを報告した瀬尾さん。「実際の関係者、また、私 瀬尾まなほが、金銭の授受に関係するお話を持ちかけたり、メールや電話をすることは絶対にありません」と伝えるとともに、怪しい連絡が寄せられた場合は「決して信用せず、まずは警察にご相談いただきますようお願い申し上げます」と警察に相談するよう呼びかけています。

　瀬尾さんは大学卒業後に瀬戸内さんが開いている寺院「寂庵」のスタッフとなり、2013年から秘書に。66歳の年齢差がありながらも、意気投合した2人の姿がテレビで放送されることもありました。一方で、プライベートでは2019年5月に結婚。2020年5月には長男が誕生し、Instagramでは瀬戸内さんが長男をひ孫のようにかわいがる姿がたびたび公開されていました。

　その後、瀬尾さんが第2子を妊娠中であった2021年11月に瀬戸内さんは99歳で逝去。瀬尾さんは2022年2月に第2子となる次男を出産しており、その際には「先生に抱いて欲しかったよ」と悲しみを携えながら瀬戸内さんと一緒に選んだ名前を次男に命名したことを明かしていました（関連記事）。