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子猫を保護し、家に迎えるか、里親を探すか悩んでいた投稿主さんに対して子どもたちが見せてくれた行動と言葉の優しさに、思わずグッときます。Instagramに投稿された動画は記事執筆時点で再生数は46万回を超え、「優しい子どもたちですね」「涙が出ました」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
保護猫・つる姫ちゃんのお話です
2022年11月27日、投稿主さん宅の倉庫に突然1匹の子猫が現れました。子猫はトラックの荷台に敷く用の毛布にくるまり、じっと大人しくしていたのだそうです。発見後しばらく見守っていましたが、母猫は姿を現さなかったとのこと。
人間でも肌寒いと感じる中、子猫が夜を越せるのか不安になった投稿主さんは夫に相談。すぐに家の中に入れ、保護することに決めたのでした。
この子猫はその後、夫によって「つる姫」と名付けられました。しかし投稿主さんはつる姫ちゃんをこのまま家に迎えるのか、あるいは里親を探すのかとても迷っていました。というのもこのとき、投稿主さん宅にはすで既に7月に道に倒れていたところを保護した先住猫の「小判」くんが暮らしていたのです。


小判くんとの相性が心配だった投稿主さんですが、小判くんとつる姫ちゃんはすぐに打ち解けた様子。猫たちの問題はあっという間に解決しましたが、実は投稿主さんはつる姫ちゃんを保護するときに「元気になったら里親を探す」と夫に伝えてしまっていたのです。そのため里親を探すのかあるいはこのままうちの子にするのか、人間側の問題はすぐに解決しなかったのでした。

実は子猫を保護した日、子どもたちは「里親って何?」と投稿主さんに聞いてきたそうです。投稿主さんは「元気になるまでうちでお世話して、元気になったらきちんと飼ってくれる人を探すんだよ」と伝えていました。
そして子猫が元気になり、投稿主さん宅での暮らしに慣れ子どもたちと一緒に遊ぶようになったころ、子どもがなぜかつる姫ちゃんの熱を測っていました。何をしているのだろう? と思った投稿主さんでしたが、子どもはなんと「熱が高いからまだうちの子だね」と体温計を見せてくれたのです。猫の体温は人間より高めで、このときつる姫ちゃんは熱はありませんでした。


その言葉と行動に、子どもは想像以上に大人の言葉を聞いて、その意味を考えていると思い知らされたという投稿主さん。うやむやのままうちの子にしてしまおうか、と思っていた投稿主さんですが、子どもたちはきちんとした言葉が欲しい様子だったとのこと。しかし夫がどう考えているのか、「うちでは飼わない」といわれるのが怖くて聞くに聞けず、その後も悩みに悩み続けた投稿主さんなのでした。

なおその後紆余曲折があり、つる姫ちゃんは正式に投稿主さん宅の家族になりました。今では先輩である小判くんにさまざまなルールを教わりながら、とっても仲良く暮らしています。

投稿主さんはInstagram(@koban0726turuhime1129)に、小判くん&つる姫ちゃん、双子くんたちと暮らすにぎやかな日々の様子を投稿中。猫たちの成長が気になる方は、遊びに行ってみると良いかもしれません。
つる姫ちゃんとの出会いの日
なぜそこに……!?
仲良しな小判くん&つる姫ちゃんなのでした
画像提供:小判つる姫(@koban0726turuhime1129)さん
(三日月 影狼)





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