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米歌手ピンクが2月26日(現地時間)、米歌手クリスティーナ・アギレラとの不仲説を報道されることについてSNSへコメントを投稿。2001年公開の映画「ムーラン・ルージュ」のサウンドトラックとしてミッシー・エリオットがプロデュースしたパティ・ラベルのカバー曲「レディ・マーマレード」で、ピンクはクリスティーナ、リル・キム、マイアとコラボレーションしグラミー賞も受賞しました。

ピンクは2月17日、BuzzFeed UKとの「気に入っている自身のMVを選ぶ」企画で、上位に入ると予想されていた同曲のMVを最下位にランク付けし「作るのはあまり楽しくなかった」と理由を説明。「私は楽しいことが全てで、だから騒動になった。個性的な人もいて……キムとマイアはすてきでしたね」とし、撮影で施されたメイクが苦痛だったことや「いらいらするようなことも起こった」ことを振り返りました。
このときピンクがメンバーのなかでクリスティーナの名前だけ出さなかったことで、各メディアは「個性的な人とはクリスティーナのこと」とした憶測記事をいくつも公開。
2人とも同曲リリース当時、お互いの間に問題が起こったことを口にしたことはありますが、それは過ぎたことで今となってはわだかまりは存在していない旨を説明してきました。しかし今回のことで不仲説が再浮上してしまい、ピンクは新しいアルバム「Trustfall」について話すインタビューでも、当該テーマに話を向けられることが続く事態に。
米トーク番組「Who's Talking to Chris Wallace?」では、「当時はお互いに性格が合わなかった」「彼女の椅子に私が座ったことを怒った」などと再び過去のいさかいについて赤裸々に回答してしまう流れとなりました。
また、Twitter上で不仲説報道に言及するようなコメントが寄せられると、ピンクは「あんたたちみんな頭がおかしい」「クリスティーナはあの歌に誰が参加するかってことにかかわってない」「クリスティーナとは口にキスしたし、ケツにキスする必要はないよ」などと反応も。

そして2月26日、長男ジェームソンとの2ショットをInstagramへ投稿しつつ、こうした類の報道に対し「悲しく失望している」とコメント。
ピンクは嘘がつけずついオープンにしてしまう自身の性格も原因の一端だとしつつ「本当に失望しているのは、女性である以上芸術的な部分には決してフォーカスされないってこと」だと真の問題点を指摘。ミュージシャンとしてこれまで果たした実績や母親としての自身、たくさんの雇用を作りあげているといった側面には触れられず、「何度も何度も聞かれるのは20代のころのくだらない確執について」だと今回の報道にうんざりしている気持ちを吐露しました。
そして「私は言い過ぎてしまうことで知られているけど、嘘をついたことはない」として、「私がこれまで1、2人の女性を問題にしたことに比べ、ほめたりサポートしたり大好きだった女性は山のようにいるのに」そちらについては話題にされないこと、そして「ブラッドリー・クーパーやロバート・デ・ニーロが過去の口論についてインタビューで最後に聞かれたのはいつだっただろう。クリスチャン・ベールは?」と、相手が男性であれば全く違う扱いをされたはずであり、自分も同じような機会がほしいと訴えました。
またピンクは「私は本物の謝罪と、自身の間違いを認めてるって信じてる」とし、最後に「クリスティーナへ」と私信を飛ばしたあと「私たちの立場はわかっているよね。解決したんだ」と世間で何と言われようとクリスティーナと自身の間に起こったことはお互いに解決済みのことなのだとメッセージを付け加え、ファンへの感謝でコメントを締めくくっています。
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