日常のまさかな出来事をつぶやいたツイートを、イラストとともにご紹介する企画「そんなことある?」。今回は日本語をお母さんに教わったのかと思いきや……というお話です。

そんなことある?

(イラスト:逆襲

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後に知った「ママ」の正体

大学で知り合った中国人があまりにも日本語が自然すぎて名前聞くまで外国人って分からなかったので「なんでそんなに日本語上手いんや?」って聞いたら「ママに教わったから」って言っててなるほどって思ってたら佐倉綾音のことママって読んでる純正の中国生まれ中国育ちのオタクだったの、ほんと好き

(てるつきんさんのツイートより)

 てるつきん(@tertzkin)さんが、大学で知り合った中国人のお話。その人は日本語が流ちょうで、名前を聞くまで中国人だと分からなかったほどだったそうです。不思議に思い「どうして日本語がうまいのか」とたずねたところ、「ママに教わったからだよ」と答えが返ってきたそうです。

 しかししばらく後、その人が人気声優の佐倉綾音さん(「ご注文はうさぎですか?」のココア役や「五等分の花嫁」の中野四葉役など)のことを「ママ」とあだ名で呼んでいる、筋金入りのオタクであることが判明。つまり日本語を覚えた動機は日本のアニメや漫画などを楽しむためで、日本語の学習は佐倉綾音さんの出演作品の視聴も含めて行っていたもの、と考えられます。ちなみに推しキャラは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の一色いろはだったそうです。

 海外出身のアニメファンには、「日本の作品を日本語のまま楽しみたい」という動機から日本語話者も多いとか。日本人にも引けを取らない学習成果を挙げられるとは、まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。

 このツイートには「会社で知り合った中国人があまりにも日本語が自然すぎたので『なんでそんなに日本語上手いんや?』って聞いたら『日本のアニメたくさん観たから』って言ってて最近は人気あるもんなって思ってたら一番好きなアニメは聖闘士星矢とかいう古き良きのオタクだった」「うちの大学にいた中国人の女の子もときメモ大好き柿原徹也推しで日本に来たっていってたからな……」「ママーーーーーー!!!!!(ただしこの場合のママとは実母の事を指すのでなく、ユング心理学における自身の欲望を無条件に理解し叶えてくれるアニマ像の事を指す)」など、オタク趣味から日本語がうまくなった人を知っている、という実体験などが寄せられています。

記事:たけしな竜美(@t23_tksn

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