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YouTubeチャンネル「世界カエル指食われ協会」に、1カ月に2回しか会えない貴重なカエルの動画が投稿されました。記事執筆時点で再生数は20万回を突破、2300件をこえる高評価を獲得しています。

“世界カエル指食われ協会”の主催者である投稿主さんのお宅には、飼い主の指を食べようとするカエルたち(関連記事)が暮らしています。
たくさんの種類のカエルを飼育している投稿主さんですが、その中には1カ月に2回しか会えない貴重なカエルがいるのだとか。今回はその貴重なカエル、「チャコガエル」について投稿主さんに教えてもらいましょう。


チャコガエルの生息地はボリビアやパラグアイ、アルゼンチン北部にまたがるチャコ地帯。ツノガエル科チャコガエル属に分類されている1属1種の珍しいカエルで、カエルらしからぬむちむちまんまるのボディーを特徴としています。

そんなチャコガエルは基本的にはあまり地上におらず、地面の中で暮らす地中棲のカエルなのだそうです。そのためごはんをあげるときは床材を掘り、チャコガエルも掘り出さねばなりません。その様子はまるで宝探しのようで、ちょっぴり楽しそうです。
チャコガエルは野生ではじっと待ち伏せして獲物を捕らえる待ち伏せ型のカエルであり、獲物を逃さないようにアゴに歯が生えているとのこと。動くものに対して食いつく習性があるそうなので、飼育するときにはかまれないように注意しましょう。

チャコガエルに詳しくなったところで、半月に1回のごはんの時間をみていきましょう。前回はコオロギを与えたそうですが、今回はカエル用の練りエサを与えていきます。


しかし前回たくさんごはんを食べたというチャコガエルは、あまりおなかが減っていない様子。練りエサを目の前に出されても首を引っ込めて、拒否の姿勢を見せます。なんとなく嫌そうに見える表情と、前足をちょいちょいする姿はなんともかわいいですね。
なおチャコガエルは土の中で眠っているときは省エネモードになっているため、半月に1回の食事でこのむちむちボディーを維持できるんだとか。月に2回の食事で良いだなんて、ちょっぴりうらやましいような気もします。


動画の最後には現在投稿主さんが育てているという、チャコガエルの赤ちゃんが登場。大人カエルのむちむち感はもちろん、赤ちゃんカエルのもちもちぷるぷるした感じもかわいいですね。
なんとなく“オタマジャクシがカエルになったら大人”というイメージがありますが、チャコガエルの場合はカエルになってから繁殖ができるようになるまで約2年もかかるとのこと。赤ちゃんカエルがどんな感じに成長していくのか、見守っていくのも楽しそうですね。


1カ月に2回しか会えないチャコガエルには、「指噛む時思いっきり飛びつくのかと思いきやおそるおそる口を開けて少しだけ甘噛みするの可愛すぎる」「15匹お世話出来れば毎日会えますね」といった、カエル好きの皆さんからのコメントが集まっています。
投稿主さんはYouTubeチャンネル「世界カエル指食われ協会」とTwitter(@mushi_frog)に、“飼い主をエサだと思っているカエルたち”と暮らす愉快な日々の様子を投稿中。カエル好きさんは遊びに行ってみると良さそうです。
画像提供:YouTubeチャンネル「世界カエル指食われ協会」
(三日月 影狼)


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