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天国にいる愛猫とのつながりを感じるエピソードがInstagramに投稿され、記事執筆時点で220万再生を突破、7万件以上の“いいね”を獲得しています。
2021年1月18日、3歳9カ月で天国へと旅立った白猫の「ハッピー」くん。飼い主さんが外で洗濯物を干すときやしまうときには、いつも2階の階段の腰壁に伏せながら、ガラスごしに見ていたといいます。そんなハッピーくんの特等席には今でも爪の跡があり、飼い主さんにとってそこは、ハッピーくんとの思い出を特に感じる場所になっていました。


ハッピーくんがいつも飼い主さんを見ていた場所、ほんのり白くなっています
ハッピーくんが旅立って2年ほど過ぎたある日のこと。飼い主さんは、爪痕の近くにほんのり白くなっている場所を発見します。最初は日差しの加減で白く見えているのだと思い込み、気にしていなかったそうです。その後もハッピーくんの爪痕を見るとときどき切なさが込み上げてしまうため、あえて見ないようにしていたとのこと。それからしばらくたち、なぜかその場所が気になり近づいてみると……。やはりこの場所だけが白くなっていることに気が付いたそうです。「汚れかな?」と思い拭いてみましたが違うと分かり、そっとなでてみるとなめらかな手触りに感じたのだとか。
そこは確かにハッピーくんがいつも飼い主さんを見ていた場所。飼い主さんは、ハッピーくんの姿は見えなくなったけれど、「そばにいるんだよ」というメッセージを感じ、あたたかい気持ちになったといいます。

こちらは爪の跡

今でも飼い主さんを見守ってくれています

木材は湿気や水分によって白くなることがあるそうで、ハッピーくんがどれほどこの場所から飼い主さんを見守っていたかが分かりますね。きっと今でも変わらずこの場所から、飼い主さんを見つめているのでしょう。ふたりの強い絆を感じるすてきなエピソードに、心がぽかぽかした気持ちになります。
コメント欄には「素敵なお話ありがとうございます」「ほっこりして涙が出てしまった」「飼い主さんへの想いが見えるものとなってここにいるよって伝えてるんですね」「私まで幸せな気持ちになりました」といった、あたたかい声が集まっています。


投稿に寄せられた多くのコメントを読んでいるうちに、飼い主さんは、この出来事は自分だけでなく、愛猫や愛犬を失った人たちへのメッセージにも感じたとのこと。
ハッピーさんが天国に旅立ち、深いペットロスになったという飼い主さん。たくさんの人の支えによって立ち直った後は、「ハッピーの病を知ってもらい、この病で命を落とす子を減らしたい」「別れの悲しみを持つ方の心を癒やしたい」と思うようになったのだとか。そんな願いを込めた書籍『三年六ヶ月の愛』が、7月1日から販売されています。なお、飼い主さんのInstagram(@sironeko_happy_dayo)には、ハッピーくんとの思い出の写真や動画、ラブラドールレトリバーの「ラブ」ちゃんの日常も公開されています。



かわいいぃい!
飼い主さんの手作りこたつ
「!?」
画像提供:ハッピー(@sironeko_happy_dayo)さん


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