お笑いタレントの明石家さんまさんが7月15日にラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)に出演。急逝したタレントのryuchellさんとの思い出話を披露し、死を悼みました。

ryuchellさんの急逝を受け「俺の周りでまたこの2年、本当に俺の知り合いとかなんか縁のある人たちが、もういろんな形でこの世を去って行ってしまってるんですよ。偶然なのか、俺がそういう年なのか……だからもうちょっとショックで」と番組冒頭で語ったさんまさん。
2015年に出演したバラエティー番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)でryuchellさんと初共演しており、「ryuchellもあのときに素人さんで1発目に、pecoちゃんがすごい人気で、pecoちゃんのボーイフレンドで出てきて、ほんで『お父さん仕事何やってんの?』ってpecoちゃんに聞いて、pecoちゃんが『建築関係なんです』って言って」「後ろで(ryuchellさんが)ちっちゃい声で『トントントン……』っていいよったから『あ、これや!』と思って、『トントントン』を一本推ししたら、すごい人気になってくれて」とryuchellさんのブレイクのきっかけになった“建築関係トントントン”の誕生の瞬間について振り返っています。

これをきっかけに、さんまさんはryuchellさんやpecoさんとの交流が長年に渡り続いていたとコメント。その後も“建築関係トントントン”はクリスマス限定のバラエティー番組「明石家サンタ」(フジテレビ系)でおなじみのネタとなり、他でもたびたび登場させていたこともあって「ずっと『建築関係トントントン』は生き残っているんですよ。だからこれはちょっと、これからも生き続けさせたいなと」とryuchellさん亡き後も残していこうと決意したとのことです。
また、ryuchellさんの変化については「だからまあ、いろいろいわれてて、いろいろあったでしょうけども…」と思うところがあったとしながら、6月28日放送のバラエティー番組「ホンマでっか? TV」(フジテレビ系)での共演を回顧し「あまりにもキレイになってて驚いた」とコメント。
その姿を見て女性ホルモン治療や性転換手術を受けたKABA.ちゃんのことを思い出したそうで、「KABA.ちゃんなんかは、自分が女性になりたいというので、ホルモンの薬を飲んだりすると、はじめ『もっともっと女性になりたい』て言うたときに、『これ以上になると、ひょっとしたら精神状態に(悪影響が)なるから』って俺らは反対してたんですけども」とKABA.ちゃんのメンタルを心配して当初は治療に反対していたとのこと。
「でも『女になる』っていうのでKABA.ちゃんは女になって……」「1年間危ないらしいですね、ああいう、ホルモンのバランスが崩れたりするらしいので。だからちょっと心配はしてたんですけども」と、当時を思い返しながら「KABA.ちゃんが乗り越えられたから、ryuchellも乗り越えられるだろうとか思って」と悔しそうに語りました。
ファンからは「さんまさん、ほんとにショックだと思います ryuchellさんを子供のように見てたと思うから…悲しいと思うよね」と気持ちに寄り添う声とともに、「建築関係トントントン大好きでした」「さんまさんが残してくれれば、ryuchellのことを皆忘れずにいてくれるもんね」と感謝する声があがっています。
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