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崖の上で助けを求めている子猫たちを救う光景が、Instagramに投稿されました。動画には、「中々出来る事ではない」「素晴らしい連携作業」「危険を犯しながらの保護、本当にお疲れ様でした」と称賛が寄せられています。

投稿者は保護猫活動をしているhogo cat(@hogo__cat)さん。前日、三毛猫をTNR(※)した現場付近の擁壁上で「子猫が鳴いてる」との連絡を受け、息子さんと息子さんの友人とともに現場へ急行しました。
※TNRとは、飼い主のいない猫を捕獲して(Trap)、不妊去勢手術を行い(Neuter)、元の場所に戻す(Return)こと。猫の望まぬ妊娠、出産を防ぐことで、野良猫の数や殺処分を減らせると考えられています


擁壁は崖のように切り立ち、90度近い勾配。偶然掛かっていたというはしごに友人が乗り、擁壁の上に立つ息子さんへダンボール箱を手渡します。どうやら子猫は擁壁の上の草むらの中にいるようです。
いつ落下してしまうか分からない危険な状況の中、必死の思いで無事子猫を救出。声の様子から生後1カ月ほどと推測していたhogo catさんたちですが、見ると前日の雨に打たれドロドロな状態の乳飲み子2匹でした。



子猫たちは救出後、すぐに動物病院へ搬送。現在は保護猫ボランティア宅や動物看護師の助けを借りながら療養しているそうで、目ヤニがあり目を開けられない状態ではあるものの、保護時140グラムだった体重は、185グラムまで増量したそうです。
また、子猫たちの母親とみられる猫ちゃんは避妊手術後、元いた場所へリターンしたとのこと。現在はhogo catさんが見守りを続けているそうで、「カラスや人間に狙われないようにあんな崖の草むらのグチャグチャのところで子育て頑張ってたのね」と回顧しつつ、「今、(子猫たちは)元気です」「必ず幸せにします」と誓っています。
ちなみに息子さんは救出時、蚊に50箇所近く刺されたものの、友人ともにケガはなかったとのこと。hogo catさんは救出に関わった息子さんと多くの仲間たちに対し、「御尽力頂きありがとうございました」と感謝の思いを記しています。
コメント欄には、「台風前に救えて本当に素敵」「度胸が素晴らしいな」「息子さん達もケガしなくて本当良かった」と、必死の救出劇に感動の声が寄せられたほか、「幸せになれ〜」「とても幸運な崖の上のポニョ達」と、子猫たちの幸せを願う声も寄せられています。
hogo catさんは「野良さんがコソコソ生きなくて良い地域を目指して」という思いのもと、地域と協力して保護猫活動を行っているとのこと。Instagramアカウント(@hogo__cat)では活動状況や保護猫たちの様子のほか、hogo catさん宅で暮らす元保護犬「さくら園長」、元保護猫2匹の「かりん先生」「ドビ先生」の日常を公開しています。
画像提供:hogo cat(@hogo__cat)さん






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