米ネバダ州ブラックロック砂漠で8月28日から9月4日まで開催予定だったイベント「バーニング・マン」終盤で、豪雨のため参加者たちが砂漠で立ち往生するというハプニングが発生。米コメディアンのクリス・ロックと米DJのディプロも参加しており、一般客同様に散々な目に遭った2人がファンによって救い出された様子をInstagramでシェアしています。

「バーニング・マン」は、参加者が何もない荒野に街を作り上げて1週間生活し、終わりには全てを無に戻して元の生活に帰っていくという実験的なイベント。1986年から続く歴史があり、年々参加人数は増え米CNNの報道によれば今回は7万人以上の参加者がいたとのことです。一般人もセレブも分け隔てなく生活していくこのイベントで、参加者たちは主に芸術活動やスポーツなどの活動を昼夜問わず行っていきます。参加していた人気DJのディプロは、気球でプレイする様子などをシェアしていました。

しかし1日から2日にかけて豪雨が発生。あと数日で帰宅予定だった7万人以上の参加者たちが、ぬかるみとなった砂漠に取り残されてしまうという悲惨な状況となってしまいました。一般の参加者たちと同様に困った状況に陥ったディプロですが、なんとあるファンがピックアップトラックを借りて救出してくれたとのこと。ぬかるみを10キロ近く歩いたのち、仲間やロックとともにトラックの荷台に乗り込み脱出させてもらえたようです。もはやファンというか神……。
Instagramへ投稿された、救出後トラックの荷台で撮影された動画では、スキーゴーグルを外しカメラに顔を向けてみせるディプロと、ニューヨーク・ニックスのジャケットを着こんだロックが映っています。2人ともとても疲弊した様子で、荷台後方に座るロックは「冷たいビールが飲みたい」とぼやいて仲間たちを笑わせ、場を和ませました。

終わりよければすべてよし。その後ディプロはもうひとつの投稿で、砂漠にかかるダブルレインボーを背景に撮った写真や、自身のプレイで盛り上がる会場の動画など、楽しかった思い出をシェア。ハプニングが発生した今回のバーニング・マンでは、エボラ出血熱を発症した人がいる、カニバリズムがあったとひどいうわさが出回っていて、そういったうわさ話が発生したことも「知っている」としながら、「でも僕はダブルレインボーや泥の彫刻、夕日、すばらしい人々やすばらしい友人たちとプレイした音楽について話したいんだ」とコメントを添え、今回の体験をすばらしいものとして記憶したことを伝えています。


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