梱包(こんぽう)に工作に、何かと便利な段ボール。身近なこの道具は、もともと何のために発明されたのでしょうか。
「段ボール」という名前は、断面の波型が階段状に見えることと、材料にボール紙を使っていたことからつけられました。誕生したのは1856年。イギリス紳士の帽子に入れるために開発されたといいます。……ちょっと待って、どういうこと?

当時のイギリス紳士は、シルクハットをかぶるのが定番スタイルでした。この帽子、見た目はよくても生地の厚さで蒸れがちで、使う人はひそかに不便を感じていたのだとか。そこで帽子の中に入れて汗を吸わせ、通気性とクッション性を増すための道具として段ボールが発明された、というわけです。

開発から約20年後、段ボールはアメリカでガラス製品を保護する緩衝材として使われはじめました。そして、より丈夫に、より崩れにくく工夫されていくうち、緩衝材だけでなく梱包材としても注目され、現在のような段ボール箱が出来上がりました。
ちなみに、近年では災害用の段ボールベッドも開発されています。軽さと強度を兼ね備え、組み立てに工具が要らないというのが大きなメリットです。誕生から160年余り。段ボールとその用途は時代に応じて変化してきたのでした。

参考文献
全国段ボール工業組合連合会「段ボールが社会のためにできること」
文:近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。日本テレビ系「高校生クイズ」「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」など、各種媒体に問題を提供する。クイズの世界大会「World Quizzing Championships」では、日本人初・唯一の問題作成者を務める。
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