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送る物に対して箱のサイズが大きすぎる「ぶかぶか梱包」を見直し、それぞれの物に合わせたサイズで梱包する「ぴったり梱包」を推進すべく、包装業界の老舗メーカー・ロック社を中心に「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」が始動しました。メーカーや物流業者などとともに、いわゆる“物流の2024年問題”の解決策の1つになることを目指します。

大きすぎる段ボールで商品が届く“あるある”をなくすためのプロジェクト
物流業界においては、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の上限が960時間に規制されることで、輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が懸念されています。そんな問題の解決を図る今回のプロジェクトでは、物を包む「梱包」に着目。トラックに少しでも多くの荷物を積むため、効率的な輸送形態を追求するといいます。
例えば、高さ100ミリの「60サイズ段ボール」を、すべて高さ20ミリの「ぴったり梱包」にした場合、2トントラックでは約3倍の積載量となり、輸送を効率化できるとのこと。また、一般的な郵便受けに入るサイズとなるため、再配達の手間も省くことができ、環境にも優しいとしています。他にも箱が小さくなることで、適正な送料で利用できるなど、ユーザーにとってプラスな面もあるようです。

現在の「ぶかぶか梱包」がもたらしている物流課題

「ぴったり梱包」にすることで生まれるメリットのイメージ
同プロジェクトでは、主に各EC事業者や流通業者などに「ぴったり梱包」への転換を促し、それに適した資材や梱包方法の提案や、物流ドライバーの就労環境改善など、多角的な活動を予定しているとしています。
国土交通省によると、2021年度の宅配便の取扱個数は約49.5億個で、そのうち約11.8%が再配達になっているとのこと。再配達は多くの場合がトラックなどを使って行われ、年間約6万人のドライバーの労働力に相当しており、そのトラックから排出されるCO2の量は、年間で約25.4万トンと推計されています。

「ぶかぶか梱包をやめようプロジェクト」賛同企業(記事執筆時点)
画像はロック社のニュースリリースより
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