「第74回NHK白歌合戦」の出場歌手が11月13日に発表。出場者一覧には「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)に所属するタレントやグループの名前が1組もなく、ファンの間に衝撃が走っています。

NHKは、旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(2019年逝去)が生前、所属タレントに性加害を繰り返していたことを問題視しており、9月の定例会見ではSMILE-UP.所属タレントへの新規出演依頼を当面見合わせると発表。
当該発表の余波は大きく、2022年の「第73回NHK紅白歌合戦」には旧ジャニーズ事務所のグループが6組出場していたものの、2023年においては皆無となりました。

旧ジャニーズのグループが44年ぶりに姿を消した一方、多くの初出場アーティストが紅白に参加することとなり、韓国の人気男性アイドルグループ「SEVENTEEN」や「Stray Kids」も初出場が決定。
他に白組では、ロックバンド「MAN WITH A MISSION」「Mrs. GREEN APPLE」らが、紅組では楽曲「大人ブルー」がヒットした4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」、3人組ガールズグループ「MISAMO」らが同じく名を連ねています。
出場歌手の発表後、ネットでは「紅白に韓国アイドル出るとか、時代は変わったねー」と感慨にふける声、「本音を言うとスキズくん達には年末は韓国でのびのびと過ごして欲しかった!! けど決まったからには全力で応援する」「紅白を『日本デビューしてからずっと目標のひとつだった』って言ってくれるのほんとに嬉しいね、、、おめでとうとありがとうの気持ちでいっぱい」とSEVENTEENやStray Kidsの初出場を喜ぶ声が続出。
一方で、「紅白マジで旧ジャニーズ出てない。残念ながら、ガチ、、、。ファンとしてはショック」とショックを受ける声や、「韓国アイドル出場させないと視聴率取れないん」「正直紅白に韓国アイドル出るのあんま乗り気になれない」と韓国アイドルが複数出場することをあまりよく思わない声もあがっていました。
なお、「第74回NHK紅白歌合戦」のテーマは「ボーダレス」。コロナ禍が終息に向かいつつある一方で、収束が見えない世界紛争や相次ぐ自然災害など、不安な世の中を生きている視聴者に、「国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ感情を共有していく」という力を備えた音楽を届けることで、国境を超えて多くの人を励まし、安らぎを届けたいという思いがあるといい、アーティストの選考にも影響しているものと思われます。
前回出場した旧ジャニーズのグループ
SixTONES
Snow Man
なにわ男子
King&Prince
KinKi Kids
関ジャニ∞
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