米ニュース誌『TIME』が12月6日、恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に歌手のテイラー・スフィフトを抜てき。テイラーは同誌インタビューに応じ、確執が取りざたされるラッパー“イェ”ことカニエ・ウェストとのあいだに起こった一件を巡り、ある「お騒がせセレブ」のふるまいを非難しました。

両者の確執を生んだのは、2009年に行われた「MTVビデオ・ミュージック・アワード」での出来事。
楽曲「You Belong with Me(原題)」で最優秀女性ビデオ賞を獲得し、スピーチを行っていたテイラーでしたが、カニエが壇上でマイクを奪い、「(テイラーの代わりに)ビヨンセが賞に値する」などと発言。カニエは混乱の後、Twitter(現在はX)で騒動を謝罪し、テイラーもこれを受け入れたことでいったんは和解が成立していました。
ところがカニエは、2016年にリリースした楽曲「Famous(原題)」の中で、テイラーが自身と性的交渉を持つ気でいるとしたほか、「俺があのビッチ(テイラー)を有名にした」という歌詞を書いたことで炎上。後に歌詞の内容について本人から事前に許可を取っていたと主張したものの、テイラーは「聞いてない」と反論していました。

カニエの妻(当時)でモデルのキム・カーダシアンも騒動に加わり、カニエとテイラーが「Famous」の内容について電話で話し合う様子を撮影したとされる映像を公開。結果としてテイラーの反論に対し、「ウソだ」とする世間の批判が強まる事態となりました(後にビデオは編集を加えたものだったことが判明)。
テイラーは約7年後の『TIME』誌インタビューで、ジャーナリストのサム・ランスキーを相手に、「ハイエナにたかられる気分だった」と当時を回想。カーダシアンのビデオを「違法に録音した電話に編集を加え、私をウソつき呼ばわりさせるためにでっち上げたもの」と非難した他、「精神的にかつてないほど落ち込んだ」と渦中にあった際の心境を吐露しています。
世間のバッシングにさらされていたテイラーは、「海外に引っ越して、1年も借りていた家から出ることが出来なかった。電話に出るのも怖いし、誰も信用できなくなっていた。自分の人生から多くの人間をシャットアウトしていた。本当に、本当に落ち込んだ」と当時受けたダメージを赤裸々に明かしていました。

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