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2023年の「TikTokトレンド大賞 グルメ&ヒットアイテム部門」にランクインするなど、炊飯器で簡単にさまざまな料理が作れるとSNSを中心に話題になった「炊飯器レシピ」。しかし、タイガー魔法瓶は、調理機能付きでない炊飯器で「炊飯以外の調理」をすることは、そもそもNGだと注意を呼び掛けています。場合によっては危険なことにもつながるのだとか。

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炊飯器の間違った使い方
調理コースが搭載されていない炊飯器の通常の炊飯(白米)コースは、ごはんを炊くことに特化しています。通常の炊飯コースでは、吸水から昇温、炊きあげ、蒸らしという炊飯の工程で進み、中の水が蒸発するまでグツグツ煮込む動作になっています。そのため、本来の基準とは異なる量の水や米以外の材料を入れると、水が早く蒸発し内なべが焦げてしまうことがあるのだとか。また、圧力式の炊飯器では炊くときにかかる圧力で、中の材料が調圧孔をふさいでしまったり、そのことが原因で内圧が高くなり中身が吹き出す危険性が高まるそうです。

タイガー魔法瓶はそうした危険性を踏まえ、炊飯器でNGな調理方法を解説しています。なお、3〜5は圧力炊飯ジャーを対象にしています。
- ポリ袋を使った料理(湯煎):鍋で湯煎するような形で、ポリ袋などに具材や調味料を入れて加熱するのは危険。クッキングシートやアルミ箔・ラップの使用も同様の理由で危険。なお、レトルトパウチの使用には対応している機種もあるため取扱説明書を確認のこと
- 多量の油を入れる料理:温度が上がりすぎて温度センサーが誤作動を起こす恐れ。炊飯器の底が焦げ付くほか、内なべがいたむ(炊飯器が故障する)可能性も
- とろみがついた料理:あんかけなど「とろみ料理」がもつ熱をキープする性質で、炊飯器の温度センサーが誤作動を起こして内なべの底が焦げ付いてしまうことが想定される。また、吹き上がった際に調圧孔をふさいだり、蒸気孔から吹き出すことも
- 葉物野菜を使った料理:調圧孔や内ぶたに貼り付きやすい。トマトなどの皮の付いた野菜も、加熱によって剥がれた皮が調圧孔に付き、中身が吹き出たり、フタが開くことも
- 膨張しやすい/煮炊きで分量が増える食材の料理:練り物や豆類、麺類など、煮炊きで分量が増える食材を使用すると、吹きこぼれやフタが開く原因に。練り物は加熱によって膨張しやすく、豆類は泡が発生して吹きこぼれやすいため、豆の皮がはがれて調圧孔や内フタに貼りつく恐れも
炊飯器レシピを楽しみたいときは、調理機能付き炊飯器を推奨しています。
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