アラフィフロコドル、ひざの負傷で無念の活動休止「やはり年齢には勝てない」　つんく♂との関係も深い平均年齢49歳のグループ

　広島を中心に活動しているアラフィフアイドルグループ「悪女時代」メンバーの“みー。軍曹”さんが1月15日、活動休止を発表。「アラフォーアイドル輝け！ プロジェクト」のオフィシャルブログを通じて、「やはり年齢には勝てないなあと思いました」と無念をつづっています。

平均年齢49歳のアイドルグループ「悪女時代」

　「悪女時代」は2012年に広島で結成された平均年齢49歳のアイドルグループで、みー。軍曹さんは5期メンバー。2023年12月26日に開催された直近のイベント「TOKYO青春音楽祭」に出演していたものの、リハーサル時点からひざに激痛を感じていたそうです。

　30日のブログでは、湿布や服薬、サポーター着用で対処し何とか本番を乗り切れたとしながら、満足の行くパフォーマンスではなかったと告白。また広島に戻って受診した病院では「膝前十字靱帯（じんたい）断裂」と「半月板損傷」と診断を受けたとしていました。

　今回、新たに更新したブログでは入院して手術を受けたことを公表。ひざの状態は思った以上に悪く、「手術のときに開けてみると外側半月板も傷んでいて前十字靱帯断裂があるので縫合できなかったとのこと」「若ければ靱帯再建手術も可能ですが年齢的にもリスクが高いためそのままとなりました」と予定が変更され、今後はリハビリをしていくことになったと伝えました。

つんく♂も協力　メジャーデビューも果たした「悪女時代」

　ままならない状況に、「SNSではプロスポーツ選手など靱帯再建手術後に現役復帰を目指してリハビリトレーニングを重ねる姿を見ました。やはり年齢には勝てないなあと思いました」とみー。軍曹さんは無念をコメント。

　退院後は3月までの運動禁止に加え、ひざに負担のかかる動作が一切禁止となり「とても残念なのですが、登山は可能なもののダンス復帰ができなくなりました」「フェードアウトのような形にはなってしまいましたが私のフォティプロ悪女時代の活動は休止とさせていただきます。これまで本当にありがとうございました」とアイドル活動の休止を発表しています。

　悔しい結果となったものの、「私は不思議と後悔はしていません」と明るく断言。「また形を変えていつかフォティプロ悪女時代のみんなと一緒に気持ちを合わせ笑顔を広げていくことができるようまずは自分自身のことに集中しようと思います」と思いを伝え、「決して終わりではない。ここからが始まりじゃけん！」「今の自分に何ができるかを考えて悩みや心配をもつ方々の勇気と希望になるよう全力で努めたいと思います」と前向きな言葉で締めていました。

　2014年4月には1stシングル「悪女ネレーション」を発表した「悪女時代」は、2021年10月には音楽プロデューサーのつんく♂さんが手掛けた楽曲「ALL Together 限界超えよ！」でメジャーデビュー。みー。軍曹さんにとって活動休止前最後のステージとなってしまった「TOKYO青春音楽祭」はつんく♂さん総指揮のイベントでした。