歌人の俵万智さんが8日、自身のX(旧Twitter)アカウントに投稿した、新聞社が報じた「マルハラスメント(マルハラ)」に触れた“一首”が「さすが」と話題を集めています。

6日に産経新聞が、LINEなどで中高年からのメッセージの文末に句点があると冷たく感じ、恐怖を抱くといった内容を掲載。「マルハラスメント」の呼称とともに、特徴的な語尾や小文字の使用や、絵文字や句読点を多用する「おばさん構文」だとして話題になり、トレンドにもあがる事態になっていました。
俵さんはそうした状況を踏まえ、「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて」と前置きして詠んだ一首がこちら。
「優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語」

この一首にネットでは「まるって優しい」「流石です」「この捉え方好きです」「モヤモヤがスッと溶けた」と称賛するコメントであふれています。中にはおなじく短歌で返す人も。
漫画「のだめカンタービレ」の作者・二ノ宮知子さんも8日、「おばさん構文」に触れ「了解! とかよく使ってるよ、と思って編集さんとのLINEを見てみたら、大人としてどうかと思うレベルだった。すみません」と、担当編集者とのやりとりを写したスクショとともに公開しています。
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