第77回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式が現地時間2月18日に開催。カナダの俳優マイケル・J・フォックスが作品賞のプレゼンターを務め、会場から拍手喝采を受けました。元英サッカー代表のデヴィッド・ベッカムが同日、Instagramへマイケルとの2ショットを投稿し、伝説的な2人が並んだ写真に人々は大興奮のコメントを寄せています。

BTTFは2025年で40周年
デヴィッドはInstagramへ投稿した写真で、いつもより心なしか緊張したような面持ちで白い歯を見せ満面の笑み。隣に並ぶマイケルはデヴィッドよりリラックスしたような表情で、カメラに向かってやはり笑顔を向けています。
マイケルはもはや伝説的な映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)と同シリーズへの主演でスターダムを駆けのぼったのち、人気絶頂の1991年にパーキンソン病の診断を受けるという試練に見舞われました。
病気を公表したのちもパーキンソン病の研究を助ける活動を続け、公の場にも積極的に姿を現してきたマイケル。写真ではデヴィッドの横にしっかりと立ち並んでいる姿が確認できます。
デヴィッドはこの写真へ、「マイケル・J・フォックスに会えたなんて信じられないよ(ハートの絵文字)。今夜のBAFTAでは大きなスクリーンで見てきたようなたくさんの才能あふれる人たちと出会え、ちょっとスターに夢中になってるといった状態です」とコメントを添え興奮を伝えています。
この写真へは「マイケル・J・フォックスはまさに伝説だよ! 彼も彼のすばらしい財団も大好きだ。2人のすばらしい、優しい心を持った男性が一緒に写真へ納まっている!」「マイケル・J・フォックスは真にカナダのヒーローなんだ。あなたたち2人とも伝説だよ」「マイケル・J・フォックスとデヴィッド・ベッカム……何てプライスレスな瞬間だ」「ベック・トゥー・ザ・フューチャー(※ベッカム=ベックと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を掛けて)」などと2人の偉大な男性による2ショットに歓喜するコメントや、「マイケル、とっても元気そう」とマイケルの健康状態が良好に見えることへ安心するコメントなどが多数寄せられています。

この日の授賞式では作品賞のプレゼンターを務めたマイケル。司会の英俳優デイヴィッド・テナントが「マイケル・J・フォックス!」と呼び込むと、車いすで登場し演台を伝って自身の足で立ち上がり、会場を見渡しました。式の参加者はマイケルをスタンディングオベーションで迎え、会場はこの日一番と思われるような割れんばかりの拍手が延々と鳴りやまず、感動的な瞬間に包まれました。
マイケルの登場に鳴りやまない拍手
マイケルは壇上で謝辞を述べ、「映画が魔法だといわれるには理由があるんだ。映画はあなたの1日を変えることができる。あなたのものの見方を変えることができる。時には、人生さえ変えることがあるんだ」と語りました。
なおノミネートされた5つの作品のうち、「オッペンハイマー」(3月29日公開)が作品賞に輝く結果になりました。
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