子育ては24時間365日。楽しいときもあれば、正直つらいときもある。そんな休みなく育児しているママやパパが、子どもを預けながら休息や自分の時間を確保してリフレッシュできる保育施設「YASMO(やすも)」を利用した人の「とてもよかった」というX(Twitter)の投稿が反響を呼び、約500万回閲覧されています。

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子どもを預けながら休息や自分時間を確保してリフレッシュできる保育施設「YASMO」(画像提供:三井不動産)

 「ぜっったいにお店なくなってほしくないのでシェアします!!」というコメントと共に「YASMO」を利用した体験を投稿したのは、0歳の男の子を育児中の杵臼おもち(@kineusu_omichi)さん。

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ママ・パパの休息室(画像提供:杵臼おもち(@kineusu_omichi)さん)

 YASMOは神奈川県の武蔵小杉駅から徒歩1分の場所にある施設。2024年1月にオープンしました。休息室を併設した一時預かり保育施設で、子どもを預かってもらっている間、保護者も近くでのんびりできるのが特徴です。利用料金は1650円/30分から。

 睡眠を取れる「Nemuro」、動画を見たり本を読んだりゆっくり過ごせる「Komoro」、マッサージグッズがある「Hoguso」の3つのプランから選び利用できます。それぞれは鍵付きの個室になっていて、リラックス効果のあるBGMが流れ、リクライニングベッドも完備。自分だけの時間と空間を過ごせるといいます。

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睡眠をとりたい人のための「Nemuro」(画像提供:三井不動産)

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動画を観たり本を読んだりしたい人のための「Komoro」(画像提供:三井不動産)

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体をほぐしたい人のための「Hoguso」(画像提供:三井不動産)

 子どもたちが過ごすエリアには、木製おもちゃなどが用意されており、2時間以上利用する場合は、季節や年齢に応じた制作あそびも体験できます。サービス利用後には保育カードで子どもの保育中の様子も教えてもらえます。

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子どもの保育スペース「Fureao」エリア(画像提供:三井不動産)

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制作あそびの風景(画像提供:三井不動産)

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保育カード(画像提供:杵臼おもち(@kineusu_omichi)さん)

 実際に利用した杵臼さんは「寝るスペースが防音で、子どもの声はまったく聞こえない。備え付けのお菓子とコーヒーを飲んだら、Yogiboに包まれひたすらいい香りと波の音……チョコ、いちごジャムの小さなパイ、マシュマロ、ナッツ。コーヒーの他に紅茶もノンカフェインだから授乳中も安心。スープもあった! 保育中の様子も写真で送ってくれてとっても安心で最高でした」と絶賛。

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飲み物やおやつなどもあります(画像提供:杵臼おもち(@kineusu_omichi)さん)

 子どもだけを預かってもらっても、家にいるとどうしても家事や仕事をしてしまって休息できない人もいるでしょう。だから、子どもの近くで、安心して自分の時間が持てるのは、うれしいですね。こんな施設が近くにあったら利用してみたい!

 杵臼さんの投稿には、「こういうのが全国各地にほしい」「こういうのが必要なんだよね」「行ってみたい」などの声が寄せられ、子どもが大きくなった人からも、子どもが赤ちゃんのときにこんな施設が欲しかったというコメントがありました。

 「YASMO」はどのような経緯で作られ、今後はどう展開していくのか。運営する三井不動産に聞きました。