映画「カラダ探し」続編が2025年に公開決定　原作者「小説も漫画も映画も、全て違っているけど全てカラダ探し」

　ウェルザードさんの原作小説を実写化した映画「カラダ探し」の続編が2025年に公開決定しました。

「小説も漫画も映画も、全て違っているけど全てカラダ探し」

　原作は小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気を博した作品で、校内にいるはずのない幼い少女から「私のカラダ、探して」と頼まれた高校生たちが、毎夜「赤い人」に殺害される時間のループから抜け出すため、とある少女のバラバラにされたカラダを全て見つけ出そうとする物語。繰り返しのデスゲームに巻き込まれた高校生たちの恐怖と奮闘を描いたエブリスタを代表するホラー作品の1つです。

　2014年には村瀬克俊さんによる漫画版が「少年ジャンプ＋」（集英社）で連載。同サービスでは累計閲覧数1億回を初めて突破した作品となりました。また、主演に橋本環奈さんを迎えた実写映画は2022年10月に公開。椎名林檎さんとAdoさんがタッグを組んだ主題歌「行方知れず」も注目を集め、興行収入11億8000万円を記録しています。

　原作小説、漫画、実写映画とそれぞれ展開が異なり、前作映画のラストでは不穏で意味深な終わり方となっていましたが、ウェルザードさんは続編決定に寄せて「小説も漫画も映画も、全て違っているけど全てカラダ探しですので、次は映画のストーリーの行く末を見守ってください。また、まぶしいほどの青春（ホラー）映画になることを期待しています！」とコメントを寄せています。

　なお、この情報解禁は8月27日7時。前作「カラダ探し」の映画化決定情報が発表されたのも2021年の8月27日7時で、ループものの同作を象徴するような解禁タイミングとなっています。

原作者：ウェルザードコメント全文

　続編の製作決定ということで、やはり前作のあのラストから続きがあるのではと思った方もおられたのではないでしょうか。私もきっと続きがあると思って待っていましたが、ついに来たという感じで今から楽しみでなりません。

　前作からどうつながって、どんなストーリーが展開されるのか。原作とは違うカラダ探しの謎に、登場人物がどう立ち向かうのか。そもそも今回の登場人物はどうなるかと、気になることばかりですが、「人の想いの数だけ世界が存在する」という原作のテーマにある通り、映画の世界でのカラダ探しの展開も楽しみにしていただけたらなと思います。

　小説も漫画も映画も、全て違っているけど全てカラダ探しですので、次は映画のストーリーの行く末を見守ってください。

　また、眩しいほどの青春（ホラー）映画になることを期待しています！

(C)ウェルザード・村瀬克俊／集英社