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YouTubeには架空の「奇妙な雑学」を投稿し続けているチャンネルがある――そんな都市伝説のようなYouTubeチャンネルが今人気を博しています。その名は「奇譚師にんぎょ」(@mermaidbot97)。約31万人のチャンネル投稿者を誇る注目度急上昇中のクリエイターに「発想の源泉」を聞きました。

本当にありそうでゾワゾワする「奇妙な雑学」たち
奇譚師にんぎょさんは、2023年7月から動画投稿を始め、2024年9月現在では52本の動画を投稿している動画クリエイター。そのスタイルは、真ん中に写真が用意され、上下が白塗りになったYouTube ショートやTikTokでよく見かける“雑学動画”です。
しかし、内容はかなり異質で「近畿地方の一部地域では『この人を捜さないで』と書かれたポスターが掲示されていることがある」というものや、「国道157号線沿いの獣道を進むと『この先、時間経過なし』と書かれた看板が立てられていることがある」など都市伝説めいた異常現象を扱う「奇妙な雑学」ばかり。


例えば、「『空に触らないで』に関する恐ろしい雑学」という動画では、近隣住民から届けられたらしき「空に触れることの危険性」を記した“謎のチラシ”についての解説がされますが、実際のチラシを写した画像つきで紹介されることもあり、一見“本当の雑学”だと信じてしまいそうになります。


しかし、最後まで見ると「この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません」との注意書きがしっかりと表示され、あくまで“架空の雑学”だったことが判明。本物にしか見えない不気味な画像も、AI生成を繰り返して出力したものなのだそうです。よかったぁ……。

「発想が秀逸」「天才すぎ」など反響
そんな良質な“架空の雑学”を披露している奇譚師にんぎょさんのチャンネルには、「ゾクゾクする」「発想が秀逸」「一瞬本当かと思った おもろい」「天才すぎ」「平行世界のshortが流れてきてる感じして好き」などさまざまなコメントが。
また、X(Twitter)で人気急上昇中のモキュメンタリ―風謎解き「#この謎解きはフィクションです」の制作を手掛ける謎解きクリエイターの角谷進之介(@Kadoya_Sk)さんが、ねとらぼ編集部のインタビューに対し好きな作家の1人に奇譚師にんぎょさんを挙げるなど、新進クリエイターにも影響を与えています。
最近では各所にちりばめられた謎から動画どうしのつながりを考察する人も多くなっており、連帯した1つの世界観を形成しつつ人々を魅了している「奇妙な雑学」たち。ねとらぼ編集部ではそんな秀逸な作品を次々世に繰り出し続ける奇譚師にんぎょさんに、始めたきっかけや影響を受けた作品など「発想の源泉」を尋ねました。
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