木材を削り出し、ガンダムをイチから作り上げる動画が、恐ろしいまでのクオリティです。単なる木彫りの彫刻でなく、関節が自由に動く「木製アクションフィギュア」なのがすごい……!

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いわば「木製のガンプラ」!?

 作品は海外YouTubeチャンネル「Fairy of sawdust」によるもの。「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場する「ウイングガンダムゼロ」を、全て木材で手作りしています。

ウイングガンダムゼロ
木材から作ったウイングガンダムゼロ。プロポーションもさることながら、各関節や翼がグリグリ動くギミックがすごい

 その方法は、木材を削ってガンダムの部品を1つ1つ作り、組み立てていくというもの。おかしな言い方になりますが、ガンプラを木で自作しているようなものです。いわば「ガンウッド」?

ウイングガンダムゼロ
木をカッターナイフで削って部品の形に整える、気が遠くなりそうな工程
ウイングガンダムゼロ
部位ごとに異なる木材を使うことで、機体色にアクセントを加えている
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迫力のポージングで名場面を再現

 手間のかかる手法ながら、その効果は抜群。手足の関節を動かしてポーズをつけられますし、特徴的な翼も自由に動き、表情豊かに表現できます。

 そのおかげで、ウイングガンダムゼロはクライマックスの射撃シーンまで再現可能に。そのクオリティーは「木の特性や質感でここまで作り込むとかすさまじい」「」「こんなことができる人がいるなんてファンタジーのレベル」と賛辞に迎えられました。

ウイングガンダムゼロ
「シェルターは完璧なんだな?」

 Fairy of sawdustではほかにも、木彫りのザクやベアブリックなど、精巧な模型が見られます。

画像はYouTubeチャンネル「Fairy of sawdust」より引用