断捨離するつもりだった古い電話機の留守電を再生してみたら、懐かしい声が聞こえてきて捨てられなくなった――。心温まるエピソードが、X(Twitter)で約625万件表示されるなど、注目を集めています。

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出典:PIXTA

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ふと再生した留守電に、今は亡き母の声

 話題の主は、録音技師をしているmiDumo(@miDumo)さん。使わなくなった電話機を処分する際、留守電に何か残していなかったかと思い、ふと再生してみたそうです。

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かけがえのない音声が残った、27年以上前の電話機(画像提供:miDumoさん)

 数年ほど電源を落としていた電話機は、なかなかうまく動作しなかったものの、しばらくすると何事もなく留守録を再生。すると、今は亡き母親の、20年ほど前の声が流れてきたといいます。

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心温まる話にメーカーも反応

 切なくも感慨深い投稿は、「それは捨てられないですね」「いつまでも大切に」と話題に。その電話機のメーカーである、シャープ公式アカウントも反応しています。

 スレッドには、「亡くなった祖母の電話に幼い自分の声が残っていた」「スマホの伝言メモに亡くなった母の声が残っているが、まだ悲しくて聞けない」など、同様の体験談も。miDumoさんは思い出を残せるよう、留守録をiPhoneのボイスメモで録音し直したそうです。