「B級品、ダメだ」と言われたハリネズミ→愛情たっぷり姉弟がお迎えしたら……　「泣けてくる」「むしろ極上品」驚きの姿が話題

　訳ありのハリネズミをお迎えし、育てる様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で1万4000回以上再生され、「泣けてくる」「むしろ極上品」と話題になっています。

たくさんの小動物たちと暮らす投稿主

　動画を投稿したのは、フクロモモンガをはじめとしたさまざまな動物と暮らし、“小動物をこねて寝かせ、慣らすことが得意”だという小動物のこね屋さん。YouTubeチャンネル「小動物のこね屋」には一緒に暮らす動物たちの様子などを投稿しています。以前には、気性が荒くてブリーダーが販売をあきらめたモモンガの“お預かり保育”の様子が話題になりました（関連記事）。今回は、そんな投稿者さんが偶然出会って家族に迎えたハリネズミを紹介。

イベントで出会ったハリネズミ

　2025年2月、こね屋さんは池袋サンシャインシティで行われたエキゾチックアニマルのイベント「東京レプタイルズワールド2025 PREMIUM COLLECTION」に参加。2日目はお姉さんと2人で参加し、ゼリーやマシュマロなど動物たちのおやつをたっぷり買うだけの予定でした。

　ところが、持ち帰った大量のおやつを並べ終わったコネ屋さんの手のひらの上には、小さなハリネズミが……しかも2匹！　偶然出会ったハリネズミを家族にお迎えしてきたのです。

「この子たちは欠陥品なんかじゃない！」

　実はこの子たちは、ペットショップに動物を卸している業者さんのブースで「訳あり品」として安い値段で売られていました。2匹ともペットショップに卸したものの、「B級品、ダメだ」と言われて返品されてきたのだそうです。

　その理由を聞いたところ、“耳の先がほんの少し欠けているから”とのこと。2匹ともよくよく見なければ分からないほどの“欠け”ですが「欠陥品」とされ、帰ってきたのだそうです。その話を聞いたこね屋さんとお姉さんは「この子たちは欠陥品なんかじゃない！」と、すぐに家族に迎えることを決めて連れ帰って来たのです。

　そんな理由で返品されたことが悔しいと言っていたブリーダーさんも、こね屋さんがお迎えを決心してくれたことを「良かったな〜〜〜！　お前たちすごいかわいがってもらえる人にお迎えされたぞ〜〜！」と心から喜んでくれたといいます。出会えて本当に良かったですね！

　イベントの帰り道の車中では、ガタガタ揺れているのにいびきをかいて爆睡してるほど物怖じしない子たちで、こね屋さんいわく「生体の性格としては極上品」だそうです。

　こね屋さんの手の上で仲良くじゃれ合う、ともに訳ありで兄弟の可能性もある2匹。「一緒にしないとかわいそうだよ」というお姉さんが責任を持って育てていくことになりました。

「むしろ極上品」「愛おしい」の声

　動画には「こんなに人馴れしてたら、むしろ極上品だと思う」「お目目パッチリで物怖じしないなんて極上品。ヤンチャさも愛おしい」「そんな身体の部分もチャームポイントですよね！」「可愛い可愛いお二人さんは、こね屋さんとこで大切にしてもらえるね。欠陥品って言われて終わる人生じゃなくて良かった！！」など、たくさんのコメントが寄せられています。

　こね屋さんが小動物をこねる様子や一緒に暮らしている動物たちの様子は「小動物のこね屋」で数多く公開されています。

画像提供：YouTubeチャンネル「小動物のこね屋」

（Yuki ブログ／Instagram）