1983年発売のガンプラを、徹底的に改造する動画がYouTubeで好評を博しています。今どきのキットくらいよく動く……!

ジムスナイパー
1983年12月発売の「1/144 ジムスナイパーカスタム」
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素材は「ジムスナイパーカスタム」

 作者のバーくん[仮](YouTube)さんが挑戦したのは、MSV(モビルスーツバリエーション)シリーズの「1/144 ジムスナイパーカスタム」。連邦軍の量産機「ジム」を改修した機体です。

 40年ほど前の製品ですから、今どきのガンプラのように色分けはされていませんし、各関節の動きも不自由。これらの問題を解決するべく、パーツ全体へ大幅に手を加えていきます。

ジムスナイパー
プロポーションもずんぐりした印象。ここからどう化ける?
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市販のパーツとプラ材で関節を自作

 可動域の問題は、関節部を新造して対応。市販のポリキャップにプラ材を加えて作り、ヒジやヒザなどの可動軸を増やしました。

ジムスナイパー
17個もの関節パーツを自作している

 プロポーションも理想型を目指して改造。腰や足のパーツを切断してプラ板を間に挟むなど、切ったり貼ったり大がかりな手術をしています。

ジムスナイパー
プラ板を貼って腰を延長
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迷彩塗装も施されまったくの別物に

 特徴的なビームライフルは、グリップ以外をプラ材で作り直して、より大きく強力なデザインに。バーくん[仮]さんはその後動画の第2弾を投稿し、迷彩塗装を施した完成形を披露しました。

ジムスナイパー
密林に潜むスナイパーといった印象に
ジムスナイパー
各関節の改修により、ダイナミックなポージングを実現

 大幅な改修により、まったくの別物に仕上がった作品は、「かなりスタイリッシュになりましたね!」「参考になる」と大好評。「ほぼ一から作ってる!」「改造用の材料費がキットの価格(440円)超えてそう」と反響を呼びました。

 バーくん[仮]さんはほかにも、さまざまな改造やジオラマの作例を公開。今回のジムスナイパーカスタムも、ジオラマ作品に使う予定とのことです。

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その他の作品

画像提供:バーくん[仮](YouTube)さん