手作りの「ロリータ風ウエディングドレス」が、YouTubeで約2万6000件の高評価を集める人気となっています。

ロリータ風ドレス・動画冒頭

ロリータ風のウエディングドレス

 制作者は衣装作家のみこさん。“お人形になれる服”をコンセプトに、ロリータやアイドル衣装を制作しています。洋服作りは独学で学んだという驚きの経歴の持ち主。自身がプロデュースするハンドメイドファッションブランド「Dolly muses」のYouTubeチャンネルで動画を公開しています。

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たっぷりのフリルとリボン!

 過去に自分の結婚式のためにカラードレスを制作したみこさん(関連記事)。その動画を見た人からの依頼で、ロリータ風のウエディングドレスを制作することになりました。

 ロリータということで、たっぷりのフリルとリボンを使ったデザインに。布もレースもバラ柄で統一しました。一番悩んだのはスカートの“ドレープ”でした。布をゆったりとたるませて作るこの装飾は、さまざまな生地で試行錯誤。結果、オーバーガンジーとチュールネットを重ねることで、思い通りの立体感を出すことができました。

ロリータ風ドレス・スカートのドレープ

一番苦労したドレープ

 このドレスで最も目を引くのは、やはりフリルの量でしょう。スカートには何段ものひだが重ねられているほか、背中や胸まわりにもたくさんあしらわれています。このひだを作るのに使われた布は、なんと60メートル以上。制作時間の3分の1はフリル布を見ていた気がするとのことです。

ロリータ風ドレス・ギャザー

フリル用の布は60メートルも……!

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式後も着られる工夫が……

 背中は編み上げる仕様になっているため、若干のサイズ調整が可能です。また、式が終わってからも着られるように、ワンピースとロングスカートとのセパレートタイプにしました。ウエディングベールとヘッドドレスもセットになっています。

ロリータ風ドレス・胸元のアップ

ウエディングベールとヘッドドレスもセット

ロリータ風ドレス・前から見たところ
ロリータ風ドレス・後ろから見たところ
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お色直し用のアイテムも!?

 実は、このドレス1着だけでは終わりませんでした。依頼者の希望で、お色直し用のアイテムも制作。その様子も動画で公開されています。エンジ色のコルセットやチョーカーなど追加の5点を加えることで、また違った印象のドレスにアレンジできます。

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「凄すぎるって」など驚きと称賛の声

 完成したドレスには、多くの絶賛の声があがりました。「何故これを独学で作れるんだ…!?凄すぎるって」「どことなくシンデレラのお母さんの形見のドレス味があってとっ〜ても素敵」「まさにお姫様のウエディングドレス。可愛すぎる」といったコメントが寄せられています。

動画提供:Dolly muses(@Dollymuses)さん

高橋ホイコ