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少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2024年5月にYouTubeへ投稿された、余っているはぎれを1つずつ縫い合わせて、とってもすてきなアイテムを作る動画です。投稿は記事執筆時点で1万7000回以上再生され、280件を超える高評価が寄せられています。
投稿者はパッチワーク作品や猫ちゃんとの生活の様子を公開している、ハンドメイド作家のかまんべーる(@nekoPatch_)さん。以前は余った大量のはぎれを使い、すてきなパッチワークキルトを作る様子が話題となりました(関連記事)。今回も余っているはぎれを活用し、ソファカバーを作る方法を教えてくれます。
座面側のキルトトップ作り
今回かまんべーるさんが作るソファカバーは座面と背もたれが分かれていて、それぞれ異なるデザインになっています。一見難しそうに見えるパターンですがミシンで作れるうえ、小さなはぎれはもちろん中途半端に余りがちな無地の布も使えるため、布山の整理整頓にもなるのだとか。

それでは早速、座面側のソファカバーを作っていきましょう。まずははぎれをカットします。今回は3センチ幅でカットしていますが、好みに合わせて幅を変えてもいいとのこと。長さは特に決めず、手のひらよりも少し長いくらいでカットしました。

次はミシンではぎれの短い方を縫い合わせ、くるくると丸めておきます。そしてつなげたはぎれを63センチでカットし、9列に並べていきましょう。このときに色がかぶらないように、生地の向きや順番を変えて色合いを整えておきます。

並べ終わったら中表に合わせてミシンで縫い合わせますが、都度アイロンをかけて縫うと仕上がりがキレイになるそうです。9列縫い合わせたらアイロンをかけ、15センチの正方形にカット。はぎれの性質上どうしても多少の誤差が出てくるので、ここでしっかりと形を整えておきましょう。
正方形の生地は同じサイズにカットした無地の生地と中表に合わせ、5ミリの縫いしろで縫い合わせます。縫い終わったらまずは対角線でカット、さらに真ん中をカットしてできた4つの三角形を開くと、パッチワークのパターンになっていました。


余分な縫いしろをカットしたら好きなデザインになるように並べ替え、中表で合わせてミシンで縫っていきます。アイロンで整えながら縫い合わせて必要な枚数を作ったら、次はパターンの間に白い生地を入れて切り返しを作っていきます。白い生地を入れることで、1つ1つのパターンがはっきりするのだとか。
パターンの間と周囲に白い生地を縫い合わせ、白い生地の外にも小花柄の布を縫い合わせたら、座面側のキルトトップが完成しました。

背もたれ側のキルトトップ作り
お次は背もたれ側のキルトトップを作っていきます。作り方やサイズなどは座面側とほぼ同じですが、カットの仕方が変わってくるとのこと。15センチの正方形の布を中表で合わせてぐるりと縫ったら、まずは対角線でカット。真ん中にチャコペンで印を付けておき、上の生地だけを縫いしろの手前までカットして別のパターンを作ります。

中表に合わせて生地を縫い合わせたら、ソファに置いてバランスを確認。今回は同じ作り方で少しシックな色合いの生地を作って間に入れ、上に白い切り返しを入れるデザインにすることに。
続いて残っているはぎれを5センチ×30センチで切り出し、中表にして縫い合わせ1枚の生地にしていきます。完成した生地を先程付けた白い切り返しの向こう側に縫い合わせ、アイロンをかけたら背もたれ側のキルトトップも完成です。

キルティングをしたら完成
キルトトップが完成したら、最後はキルティングをします。まずは座面側から一番下に裏地となる生地、真ん中にキルト芯、一番上にキルトトップと3層になるように重ねてサイドの余分な生地をカット、しつけ縫いをしてからキルティングをします。
キルティングを入れる箇所にはこれといった決まりはなく、ミシンでなく手縫いで行ってもいいそうです。最後に余分なキルト芯と裏地をカットし、バイアステープで縁取りをしたら座面のソファーカバーが完成です。

続いて背もたれ側のキルティングをします。こちらも裏地→キルト芯→キルトトップの順に重ねてから細かくしつけ縫いをして、三角形と縦の直線にキルティングを入れていきます。
5センチ×30センチのはぎれで作った生地はバツ印にキルティングをして、縫い終わったら裏地は切らずに余分なキルト芯だけをカットします。そして裏地を3センチだけ残してカットし、残した裏地を使って縁取りをしたら背もたれ側のソファーカバーも完成です。詳しい作り方や注意点などは、動画でチェックしてください。

「ミシンで作れるのが魅力的」「はぎれの使い方を知れてうれしい」の声
動画には、「ミシンで作れるのが魅力的、ぜひやってみたいと思いました」「素敵な作品ですね!アシスタントのここちゃんもよい仕事してますね」「はぎれの使い方を知れてうれしいです パッチワークのハードルも高く感じてたのですが、分かりやすくゆっくりな説明に感謝です」「こんな風につくるんですね。分かりやすかったです」といったコメントが寄せられていました。
かまんべーるさんはこの他にも、さまざまなパッチワーク作品をYouTubeチャンネル「ねことパッチワーク」やInstagramアカウント(@caman84)で公開中。minne(@jasmine0804)では、作品の販売もしています。
画像提供:YouTubeチャンネル「ねことパッチワーク」
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