ねとらぼ

V8エンジンを積んだ大型船外機、それは水上のスーパーカーなのです。

画像と動画で見る「ホンダ製船外機のプラモデル」

ものすごい勢いで船を押しまくる船外機が、すぐ目の前にふたつ。落ちたら死ぬかも……
チェイサーのボートに移って撮った動画。速度が速すぎて船が浮き上がり、船底が見えちゃってるのが分かりますね

生きて帰ってまいりました。寒かったしすごかった。語彙力死んでます

エンジン2機がけ。合計16気筒の700馬力!

こちらがBF350。シュッとしててかっこいい

こちらが発表されたBF350のプラモ。なんで船外機がプラモに……?

実物のBF350もドーンと展示。でかいな〜

ここが本田技研工業 細江船外機工場なのだ

こちらが実際に船外機を組み立てている工場。これ一棟でホンダの船外機全種を作っていると思うと、意外に小さい

工場施設は浜名湖に隣接。実際に船外機をつけて試験走行をしたりするので、船を懸架できるクレーンや桟橋なども整ってます

工場内では組み立て中のエンジンを取り付けた台が回転寿司のように回っており、ちょっとずつ前進するエンジンに工員の皆さんが少しずつ部品を取り付けていきます。ちなみにこちらはBF350とは別のエンジン。BF350の組み立てラインは別になっています

ラインが進むにつれて船外機が完成していき……

水槽を使った試験工程を経て……

隣の部屋で組み立て用の台から取り外されて……

そのまま梱包して出荷! 工場直送!

こちらがマリン事業部部長の福田さん。ホンダ製船外機のプロです

工場にあった船外機のスクリュー付近の内部模型。上の棒はエンジンにつながっており、それがスクリューにつながる横軸を回しているだけ、ということが分かります

縦向きになってマウントに搭載されるエンジン。自動車では絶対やらない搭載方法です

こちらがBF350が搭載しているエンジンのシリンダーブロック。ピストンが収まる穴が8つ空いた、まぎれもないV8エンジンです

BF350は組み立て工程もスペシャル。通常のエンジンとは異なり、移動式の台にエンジンを据え付け、次の工程を担当する工員に台ごと移動させてエンジンを渡していきます

大きい船だと、BF350を3機がけしたりするのです

組み立て中のBF350のエンジン。シリンダー列の角度が鋭角で、エンジン全体の横幅が狭いことが分かります

そしてこれが、1本作るのに半年かかるというクランクシャフト。半年て……

プラモデルを前に、若かりし頃の記憶が蘇ってくる福田さん

燦然と輝く「350」そして「V8」の文字。そりゃV8積んでりゃドヤりたくなりますよね

大変楽しそうにプラモデルを見ていらっしゃいました

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