オーケストラの生演奏をバックに、オペラ歌手が童謡「鬼のパンツ」を熱唱する動画がX(旧Twitter)で話題を呼んでいます。投稿には「こんな迫力満点の『鬼パン』初めて聴いた」「元気が出る!」といったコメントが寄せられ、記事執筆時点で40万回以上表示されています。
投稿したのは、テノール歌手の鳥尾匠海(@taku_realtraum)さん。東京藝術大学を卒業した声楽家4人が集まる男性ヴォーカル・ユニット「REAL TRAUM」の一員として活動しており、最近はオペラ歌手が鬼のパンツを本気で歌う、いわゆる「鬼パン活動」でたびたび注目を集めています。(1/2)
オーケストラの生演奏にのせて大熱唱
これまで小学校の体育館や公園など、さまざまな場所で地道に行ってきた鬼パン活動。そんな努力が実を結び、今回はコンサートホールという大舞台で鬼のパンツを披露することに! しかも、オーケストラの生演奏をバックに歌い上げるという、これまでにない豪華な演出です。

コンサートホールの舞台で鬼のパンツを熱唱
コンサートホールの舞台に立ったのは、鳥尾さんとバリトン歌手の堺裕馬さん。舞台がどれほど大きくなろうと、後ろでオーケストラの生演奏が響き渡ろうと、“鬼のパンツを本気で歌う”という鬼パン活動の信念は揺るぎません。心地よいオーケストラの音色に乗せて、鳥尾さんは伸びやかな声で「おにーのパンツはいいパンツー」と歌い上げます。
一度は合いの手に失敗するも……

合いの手がもらえなくてコケる素ぶりを見せる鳥尾さん
続けて「つよいぞー ハイ!」と観客に合いの手を求めますが、突然のパフォーマンスにお客さんは少し戸惑った様子。思いのほか小さかったお客さんの反応に、鳥尾さんもコケるそぶりを見せました。

2回目の合いの手は成功
しかし、鳥尾さんはめげることなく「とらーのけがわでできているー」「つよいぞー ハイ!」と再度呼びかけ、ついに観客からも「つよいぞー」の合いの手を引き出すことに成功。これまでの鬼パン活動が実を結んだ瞬間になんだか感動してしまう……!
フルバージョンはYouTubeで
どこかシュールだけど感動的な鬼のパンツに、リプライ欄や引用ポストでは「強さMAXで良き」「ドエラい美声で全力の『鬼のパンツ』…大好きですわ」「いつか生で拝聴したい」「生で聴きたいし『つよいぞー!つよいぞー!』の掛け声したい」と絶賛の声が寄せられました。
なお、オーケストラと歌う鬼のパンツのフルバージョンはYouTubeチャンネル「鳥尾匠海 Takumi Torio 」で公開されています。
動画提供:鳥尾匠海(@taku_realtraum)さん
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