指示通りに入力したのに命令を受け付けてくれない、ワナのようなUI(ユーザーインターフェース)への怒りがX(Twitter)で共感を呼んでいます。

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“罠”から抜け出せないUI(イメージ画像/出典:PIXTA

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指示通り「delete」を打つと「『削除』と打て」

 話題の主は、Xユーザーのふろん(@Focus_Sash)さん。とあるクラウドサービスでファイルの削除を試みたところ、理不尽な目に遭わされる羽目になりました。

 システムメッセージの指示は、「『delete』を下に入力して削除を確定してください」。ふろんさんはその通り「delete」と打ちますが、なぜか「確定するには、『削除』と入力します」とエラーメッセージが出て、命令を拒否されてしまいます。お前がそうしろって言ったんじゃん!

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「delete」を指示されて、その通り入力したら違うと言われる
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「削除」と打ったら「『delete』と打て」……????

 どうやらこのサービス、翻訳が不十分で「delete」と「削除」がゴッチャになっている様子。ふろんさんは「キレそう」とヒリつきながらも、ここでは「削除」と入力して事なきをえました。

 次に別のサービスでも同様に「削除」の入力を求められる場面にぶち当たります。こちらもGoogle Cloudだったこともあり、前回と同じ轍は踏まないと今度ははじめから「削除」と入力しますが、いよいよキレさせられることとなりました。こちらのサービスでは「確定するには、『delete』と入力します」と言って、また拒否してきたのです。さっきと話が違う……。

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先回りして「削除」と打ったら今度は「delete」……ぐぬぬぬぬ

 ふろんさんならずとも、「正解は何なんだよ!」と激怒ししまいそうなこの一件。Xでは920万表示されるなど拡散され、「これはキレていい」「絶対に削除させないぞという意思の強さを感じる」「deleteと削除の無限ループだったりして」「もしかして、カギカッコまで入力しろってこと?」などと大きな反響を呼んでいます。

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ネットの反応

画像提供:ふろん(@Focus_Sash)さん