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造幣局の公式YouTubeチャンネル(@japanmin)で、貨幣のデザインから製造までのプロセスをまとめた動画が公開され、職人たちの仕事ぶりが分かる貴重な内容が反響を呼んでいます。
ゴジラデザインの記念貨幣を制作
設立から150年以上の歴史を持つ造幣局では、実際に働いている専門職員たちの“匠(たくみ)の技”に注目し、仕事ぶりを紹介する動画企画を実施しています。今回は工芸課で働く職員による「ゴジラ70周年貨幣セット」の貨幣を製作する様子を紹介しています。
ゴジラの公式資料の中からメダルに採用する図案の選定からスタート。ピックアップされたのは、ゴジラが時計台に近づいた瞬間を下から見上げているシーンです。
図案は複数の候補案から関係部署との協議を経て、著作権者の承認を得ると、トレース線図が制作されます。

緻密な作業が求められる原型製作
線図を元に原型製作が行われ、図案とトレース線図を照らし合わせ、メダルの数倍はあろう大きな台座に粘土でレリーフを造形します。作業で使うツゲ製のヘラはさまざまな形に対応できるように、造幣局が加工して備えているそうです。
立体感や奥行きを表現することが求められるため、担当者は先輩職員からアドバイスをもらいながらていねいに作業を進め、20日ほどかけて完成させました。

金属板で囲った粘土のレリーフに石膏(せっこう)を流し込んで、凹型を作ります。できた型を鉄ベラややすりなどで修正したら、さらに石膏を流し込んで凸型の石膏型を製作しました。

裏面のデザインは3次元モデリングシステムを使って制作。専用デバイスを用いて、画面上で立体的に造形しながら細かな凹凸や質感まで再現。最後は、石膏原型と裏面のデータが装金極印課へ送られ、仕上げの作業が進められます。

そして、デザインから始まり、約半年かけてメダルが完成しました。工芸課長の安田さんは、金型製造による量産品は「造形的に厳しい制約がある」といい、最大の難点なのだそうです。その中で造形的な魅力を「どれくらいそそぎこめるか」を常に意識して制作しているそうです。
貴重な貨幣の製造過程に反響
造幣局の日々の仕事が垣間見える貴重な動画に、YouTubeのコメント欄には「デザインの領域まで行っているのは知らんかった」という声の他、「こういうのが見たかった」「出せるところまで丁寧に映像にしてくれて嬉しい」「もはや工芸品職人の域」「なんという素晴らしい動画」という声が寄せられていました。
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