三国志の天才軍師・諸葛孔明が現代に転生した姿を描く漫画『パリピ孔明』(講談社『ヤングマガジン』連載中)。2023年秋にテレビドラマ化され話題を呼んだ同作が、スケールアップして映画「パリピ孔明 THE MOVIE」として4月25日から公開されました。
公開に合わせ、テレビドラマから“三国志監修”を務めている三国志学会事務局長の渡邉義浩さんが『パリピ孔明』の“新しい孔明像”について、三国志ファンに向けた視点から語りました。

『パリピ孔明』とは
三国志の天才軍師・諸葛孔明(向井理さん)が、なぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌さん)の歌声に心奪われた孔明は、英子とともに音楽の力で<天下泰平>を目指すという物語。

映画では、日本を代表する3大音楽レーベルが頂点を競う史上最大の音楽バトルフェスの開幕が決定し、孔明と英子も参戦することに。しかし、2人の前に三国時代の孔明の最大のライバル司馬懿の末裔(まつえい)・司馬潤(神尾楓珠さん)とshin(詩羽さん)の兄妹が立ちはだかります。
渡邉さんが語る“新しい孔明像”
現代の渋谷に転生した孔明は、“パリピ”の名にふさわしく、生き生きとした姿で描かれます。その姿に渡邉さんは、「(三国志で描かれる孔明の姿とは異なり)幸せで楽しそうな孔明の姿が描かれ、そこに発想の転換としての面白さがあると思います」と、三国志が好きな人に向けたポイントをコメント。
渡邉さんによると、三国志はそもそも“悲劇”を描いた物語であり、孔明自身も志半ばで病死する悲劇の象徴とされています。しかし『パリピ孔明』では、そんな孔明が現代に転生し、英子や音楽と出会うことで、人を殺すことなく、幸せな人生を歩む姿が描かれます。
渡邉さんは、「悲劇だった三国志が、生きる喜びを描いた喜劇へと変わることで、孔明の新しい一面が明確に浮かび上がる」とし、三国志ファンにとっても新鮮な発見のある作品になっていると語っています。
孔明と劉備の関係性

また、孔明が三国時代に仕えた「蜀(蜀漢)」の初代皇帝・劉備(ディーン・フジオカさん)との関係性も描かれており、渡邉さんは「孔明と劉備の絶対的な信頼関係というのが、孔明が過去への未練や執着、心が引き戻される最大の要因になっているところが面白いと思います」とコメント。
「現世でどんなに幸せであっても、やはり劉備への信頼が最も深い」と語り、その描写に対して「三国志にきちんと向き合っている」と評価しています。また、細部にも三国志への愛が詰まっているとし、「三国志へ興味をお持ちの方には納得いただける作品だと思います」と太鼓判を押しています。
新たな三国志ファン誕生にも期待
三国志ファンの間では、誰の作品に触れて三国志を好きになったかで“○○世代”と呼び分けられることも。例えば、吉川英治さんの小説に親しんだ“吉川世代”、横山光輝さんの漫画で育った“横山世代”、そして映画「レッドクリフ」をきっかけに興味を持った“レッドクリフ世代”などが存在しており、渡邉さんは「この作品を通じて、“パリピ孔明世代”が育ってくれると良いなと思っています」と、未来の新たな三国志ファンの誕生に期待を寄せています。
(C)四葉夕ト・小川亮/講談社 (C)2025 「パリピ孔明 THE MOVIE」製作委員会
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